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人生とは・・・死ぬまでの暇つぶし・・・とか悟っちゃったりなんかしたりして。

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靖国問題で明けた2014年

明けましておめでとうございます。
すっかり更新が寂しくなってしまったこのブログですが、なんとなく、本年もだらだらと続いてしまいそうな気がします (^^;
昨日まで、札幌の本家に挨拶に行ってまいりました。
さすがにもう雪が相当積もってましたネ、、、。お正月の訪問はかなりご無沙汰でしたので、まとまった雪を見るのは本当に久しぶりでした。

さて、今年のお正月の話題といえば、やはり昨年末に安倍総理が行なった電撃靖国参拝ですネ。


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靖国問題には、以前にも書きました。
あたしの考えはその時からあまり変化していません。

ただ、今回、安倍総理の参拝とその後に発表された談話を読んでいて、あたしはふと思いました。

一部メディアでは、安倍総理は靖国参拝による国際的な批判を予想していなかったのではないか、と報道していますが、あたしはそう思いません。充分予想していたと思います。
・・・だって、そんなことしたら、中国・韓国のみならず、オバマもウルサイだろうなって誰でも思うでしょ?w
予想してないだなんて推測自体、どれだけ総理を馬鹿にしてるんでしょうか。

そうなると当然、談話は批判してくる中国・韓国の人たちに対するメッセージでもあると解釈できます。
そういう前提で読むと、いくつかポイントがありますネ。
■戦争で亡くなった諸外国の人々も慰霊する鎮霊社も参拝した
■不戦の誓いをした
■参拝の政治&外交問題化はしたくない
■中国・韓国の気持ちを傷つけるつもりはない
■中国・韓国とは友好関係を築きたい

参拝だけで頭に血が上っている中韓には伝わりにくいとは思いますが、要は、
■自国民だけでなく、(中韓を含む)戦争で亡くなった全ての人類に対して慰霊をした
■参拝に戦争を美化する意味はない
■参拝を政治・外交問題化して、お互いの国民感情を乱すのはもうやめにしたい
■(靖国参拝は続けるが)中韓の国民感情にも配慮したい
■外交関係を改善して、これらの問題についても意見交換したい
ということではないかとあたしは感じました。
安倍内閣成立以来、総理は原則的立場は譲らないものの、中韓に対して常に公式には低姿勢を貫いてきましたし、得意の安全保障のためには、とにかく今は辛抱して国民の期待が大きい経済対策に力点を置く姿勢からブレないことが重要、という認識をメディアに対しても述べてきました。
なので、そういう総理の行動パターンから見て、それから突然離れて衝動的に靖国参拝を強行したとは、あたしにはどうしても思えないのです。
また、万事、慎重な行動の菅官房長官にも秘密とは思えないので、この二人が事前によくよく研究した上で参拝したのならば、何かの計算があって然るべき、と思うのですよネ。
とはいえ、安倍総理の支持団体には保守・愛国派が多いので、靖国問題に関して安易な妥協は明言しにくいはずです。
なので、こういった物言いになった可能性はあると思いますネ。

中国・韓国共に、あたし同様に解釈した政治集団がいたとしても、とりあえず表面的には反発してみせるしかないとは思いますが、今後のかの国らの行動に変化がないか、これは要チェックだと思いますヨ。

また、以前にも書きましたが、靖国問題は国内問題です。
総理が参拝するや国内世論が割れて大騒ぎになる現状は、極めて不健全ですネ。
今回、各種世論調査では、概ね参拝に対して好意的な評価が多いようですが、中韓に対する嫌悪感が先走った結果の評価ではないかと感じています。
実際のところ、靖国神社がどういったところなのか、A級戦犯を含め祀られている英霊とはどういった人たちなのか、という理解がかなり不足していると感じます。

(正直なところ、国内の左翼論者は、靖国神社自体が不必要と考えているフシがあるのですが、そういう意見は論外とはいえ、)今後も靖国神社が存在し続けることは当然のことと確認をしたうえで、かつ大多数の国民が納得できるように靖国を改革する必要はあると思います。
どういう切り口で靖国改革をするか、様々な考えがあるとは思いますが、例えば、、、
やがて我が国も再び銃を手にしなければならない時が来ます。悲しいことですが、そうなれば国に殉じて落命する同胞が発生するわけで、そういう人たちを靖国に祀らねばなりません。
戦いに赴く人たちに、死んでも靖国に祀られたくない、なんて思われるようでは困りますし、また新たな戦死者が靖国に祀られても今上天皇が参拝して慰霊ができない、というのも困りますよネ。
となると、靖国に祀られている御霊に関しても現在及び将来の国民が納得できるような御霊にある程度制限をする必要はあると思います。※御霊を現世の人間の都合で分けるのは不敬という批判もあるでしょうが、残念ながら靖国神社は政治的な意味合いを否応なしに帯びる神社なので、こればかりは政治的な判断を加味せざるを得ません。
また、皇室に関しては、昭和天皇が御親拝しなくなった理由について極秘にお伺いをたて(これは特定秘密で保護されるべきですネw)、皇室のご意見を充分に反映させる必要もあります。

安易に改革すべきことではないので、十年、二十年という長い時間をかけて次第にまとめていくべきですが、靖国改革は避けられない国内問題だと思います。

念のため、現時点のあたし個人の考えを書きますと、靖国神社の本殿に祀られるのは、「(軍人・民間人問わず)戦場で落命した御霊」に限定することが一番理解しやすいと思いますし、結果的に国際的にも受け入れられやすいのではないかと思います。
となると、A級のみならずB・C級といった戦犯の御霊は、全て分祀されるということになります。
分祀される御霊のためになにか別の社を建立するのか、それともすでに存在する鎮霊社にその役割を担わせるのか、それとも更に別の方法を考えるか、その時の判断でベストと思われる方法をとるべきで、現時点であたしにもどうするかは判断がつきません(^^;
ただ、これならば国民の圧倒的多数は、靖国に祀られているのは真の英霊だと納得できると思いますし、恐らく、皇室も安心して御親拝できるのではないかと思います。

いずれにせよ、とにかく国民が靖国神社をよく知ることがなによりも大切ですヨ。
首都圏に居を構えるヒトは、近いですからとにかく一度行ってみることをおススメします^^

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だって白さは愛だもの
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自己紹介:
生まれは北海道。親の転勤によって道内のほか、東京、千葉のあちこちを引越ししたため、「故郷」という感覚が希薄な根無し草人生。現在は神奈川在住。
小さいときから本と映像作品の虫。徹底的インドア派。
今も映画・アニメ・マンガ・PCは大好き。歴史・SF・メカ・生物・ミリタリーなど全般に光速の食いつきをみせる。

このブログは、あたしの物欲・知識欲・性欲によって支えられていますw

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