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人生とは・・・死ぬまでの暇つぶし・・・とか悟っちゃったりなんかしたりして。

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そろそろ、戦争の支度を本気で考える時が来た

時々、友人から「日韓、日中関係がこんなに悪くなったのにブログには政治のこと書かなくなったね」と言われます。
最近、すっかり休止状態になってしまっていたブログなので、他のことも何も書いていないですが、あたしの外交に関する主張が過激に感じるヒトたちには、この状況下で大人しいことが意外に感じるようです。
確かに、最近のかの国たちの行動には、ハラワタが煮えくり返る思いなのですが、あたしがこのブログを書き始めた2年前とは、我が国の対韓国・対中国の世論は大きく変わりました。
従来の贖罪意識が前面に出がちだった世論から、歴史問題をタテに何でもゴリ押ししようとする傍若無人な態度に対する嫌悪感にハッキリと変化しています。
かの国の人たちもそれを感じていて、「戦犯民族のくせに生意気な!」とばかりの報復報道もあったりして、ますますかの国の本性が見えた日本人も多いのではないでしょうか。
現在、我が国のメディアで、かの国らに関する報道で好意的なトーンのものはすっかり影を潜めた感があります。
なによりも一般の市民が、公然と挨拶代わりにかの国を批判する話題を口にしても、誰もそれを制止するような空気感が無くなったことが特に大きな変化だと思います。※以前は、そういう政治の話題を軽々しく口にすると、会話の流れがぱったりと止まってしまって、大変気まずい思いをすることがしばしばだったのですが。
そういう国内世論の変化もあり、あたしもオノレのブログであれこれ絶叫する必要もなくなった、と感じたため、次第に書かなくなった、というのが実情です。
とはいえ、中国の防空識別圏問題とその後の展開には、さすがにガマンできずにこうしてタイプしだした次第です。


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米国もすでに発言していますが、防空識別圏自体は、他の国の都合は関係なく、自国の都合で一方的に設定できるものです。しかし、それは国防上の理由で監視対象とするという意味で、民間機の飛行を妨げたりするものではありません。
軍用機のスクランブル発進などがセンセーショナルに報道されますが、それは
防空識別圏内を飛行している航空機が、そのままの進路をとると領空に侵入してしまうため、それを警告するためにスクランブル発進しているのであって、
別に防空識別圏に侵入したからスクランブルしているわけではないのです。
もちろん、防空識別圏に民間航路があって、民間機が飛びまくっていたりすることもありますが、普通は事前通告などは求めませんし、飛行計画の提出も不要です。中国が防空識別圏を設定するまでは、かの空域でそのようなことはされていませんでした。
ところが、中国側が設定した防空識別圏は、そういう慣例を無視してオノレに都合の良い制限を設けています。
防空識別圏を飛ぶすべての航空機はその身元を明らかにしなければならないとし、中国の指令に従わない航空機に対しては『防御的な緊急措置を講じる』などと主張しており、防空識別圏の名を借りた「領空の延長」に近いといえます。

中国空軍の質的な向上により防空識別圏が拡大することは不思議ではありませんが、本来、公表する必要もない防空識別圏をあえて公表し、かつ中国流解釈の防空識別圏ルールを他国に押し付ける今回の騒ぎは、明らかに政治的野心があってことです。
尖閣諸島周辺の海上における日本の実効支配の撹乱はある程度の効果をだしたので、次は空にそれを拡大し、中国による実効支配を一段階引き上げようとするものに他ありません。
以前、このブログでも、中国が尖閣諸島を狙う理由は、歴史問題でも資源問題でもなく、海軍戦力(特に潜水艦)の太平洋への浸透に必要だからと書きました。
尖閣を自分のものに未だできない以上、次に狙うのは、中国の潜水艦をあぶりだすために頻繁に飛行する日米の対潜哨戒機を尖閣周辺から排除することであり、ゆえに彼らは、この空域を防空識別圏に設定した上で、この空域を飛行する航空機に飛行計画書の提出と中国当局の許可を得ることを要求し、更に『防御的な緊急措置を講じる』とコミットメントしているわけです。
民間機の扱いでは日米で行動が分かれましたが、軍用機に関して、日米が一致して中国が一方的に定めたルールに従っていない理由は、中国のその狙いに敏感に反応したためでしょう。

もちろん、わが国は、自らの領土と主権が公然と犯されようとしているのですから、米国以上に強烈な反抗をする必要があります。
今回、わが国は、このような侵略意図をもった防空識別圏は認められないと、中国に真っ向から反発しているわけですが、米国は必ずしもそう考えていないことも分かりました。
米国の考えは、防空識別圏の設定自体は認めることにやぶさかではないが、その運用に関して周辺国から理解されるものに改めなさい、というもののようです。ある意味、尖閣問題が(米国の世論一般として)他人事だからいえる余裕の一般論といえるでしょう。
しかしながら、この防空識別圏問題は、中国側の運用ルールが国際ルールから逸脱する心の狭さなので、中国側の意図したものではなくても、いずれ必ず時限爆弾が炸裂する時が来ます。
中国空軍に、辻政信牟田口廉也のような人物が現れたら、間違いなく戦争です。

中国がある程度、自制を保ったとしても、我が国を狙い撃ちにした嫌がらせのような神経戦が続くでしょう。
尖閣周辺を飛行する日本の民間機が、追い返されたり、強制着陸をさせられたり、罰金対象となってお金を巻き上げられるといったことが起きる可能性大です。
我が国に必要なことは、これらの嫌がらせに対して、冷静を失った挑発的な抗議をしたり、またはいじけて中国の言いなりになったりすることではなく、粘り強く中国の非道を世界に訴えていくことと、これらの嫌がらせの延長として最後に発生するであろう武力闘争のための対策を粛々と進めることです。
戦力の充実も当然ですが、軍制改革もしなければなりませんし、憲法問題も成果を出さなくてはなりません。 今、国会で騒ぎになっている特定秘密保護法案も断固として法律化しなければなりません。
外交面でも、米国一辺倒の安全保障体制を見直すことが急務になったといえましょう。
今回の防空識別圏問題でも明らかになった通り、米国が日米同盟は世界で最も重要な同盟関係』といくらリップサービスしたところで、実際にその日本の安全が脅かされたときに、自分の国益に反するところだけ中国に強く出るのが今のオバマ外交です。
今回、バイデン副大統領が日中韓3国訪問をしましたが、どの国からも70点くらいの評価をもらえればよしとするようなオバマ大統領お得意の八方美人外交でした。
米国の外交姿勢はやがて政権交代で変化する可能性もあるものの、今回の一件で、米国が常日頃、『最も重要』と言い続けてきた日本への態度を見て、フィリピンや台湾など同様に米国のバックアップで中国と対抗してきた諸外国の安全保障観も変化する可能性大と予想します。
これらの国同士で安全保障体制を組んで中国に対抗しつつ、米国とはより緊張感を持った同盟関係を強化するべき時期に来ていると感じました。

今、我が国の前に晒された現実は不愉快なものばかりですが、災い転じて福となすの精神で我々はこの状況に対処しなくてはなりません。
我々は、戦後日本の魂を保持しつつ、戦前のような独立した強固な国防体制を整備すべきです。
今、米国が果たしている役割は、小規模なりとも我が国も果たせなくてはなりません。
同盟国に武器や軍事技術を提供し、必要となれば同盟国を支援するために海外派兵もしなくてはなりません。
そういう気概を示してこそ、真に他国からの脅威を感じて盟友を求めている国の期待に応え、ゆるぎない友好関係を構築できると思います。
中国の圧力に屈しているようでは、そんなことは夢のまた夢で、他国を助けることもできなければ助けてもらうこともできず、国際関係というジャングルの中でただ野垂れ死にする運命になるでしょう。

極右と言われてもあたしは一向に構いません。オノレの寄って立つ正義と理想を貫くのみです。それを貫いて国際社会を生き延びる実力が、この国にはあると信じています。

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女性
自己紹介:
生まれは北海道。親の転勤によって道内のほか、東京、千葉のあちこちを引越ししたため、「故郷」という感覚が希薄な根無し草人生。現在は神奈川在住。
小さいときから本と映像作品の虫。徹底的インドア派。
今も映画・アニメ・マンガ・PCは大好き。歴史・SF・メカ・生物・ミリタリーなど全般に光速の食いつきをみせる。

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