さようならＦＸ、こんにちはＲＹＺＥＮ

皆さん、こんにちは。
今回はすごーく久しぶりにＰＣの話です。
最近は、ＰＣにパワーを求めていないので、アップグレードとか必要のない状態になっていたのですが、前回のアップグレードから早６年、、、。
タイミング的には、そろそろ故障しやすい時期かなぁ、、、というのと、ＡＭＤの新ＣＰＵがこなれたという打算もあって、今回、新世代のＣＰＵに載せ替えてみました。

今年の自作業界の大きなトピックだった、ＡＭＤの新ＣＰＵ、ＲＹＺＥＮのリリース。
特に上位モデルのＲＹＺＥＮ７は、高いマルチコア性能と圧倒的？とまで言われたバリュー・フォー・マネーで、久々に自作業界の耳目を集めた製品になりました。
ＡＭＤも売り上げ好調ということなので、一時は本気で撤退するのではないかと心配していた私もちょっと安心です。
私はちょっと変わったものをお買い得なお値段で使いたい、というだけのヒトなので、別にＡＭＤにこだわりはないのですが、もうｉｎｔｅｌのほかはＡＭＤしか残っていないので、頑張ってもらうしかないなぁと思っています。

さて、そんな好調のＡＭＤですが、日本のマーケットの温度はやや低めという印象を受けました。
安定性や信頼性で一日の長があるｉｎｔｅｌの安心感は揺らがないという超堅実な日本人ユーザの志向なのか、いつものＡＭＤの自信過剰気味のイケイケな広告展開っぷりが感じられないためなのか、なにか地味ーに年末商戦を迎えてる気がします。
久々のヒット作のわりには、今一つ盛り上げを欠く感じでもったいないと思っているＡＭＤユーザは多いんじゃないでしょうか。

さて、そんな私が今回買ってきたものは、以下の通りです。
ＣＰＵ・・・ＡＭＤ　ＲＹＺＥＮ５　１６００Ｘ
マザーボード・・・ＭＳＩ　Ｂ３５０Ｍ　ＧＡＭＩＮＧ　ＰＲＯ
メモリ・・・ＣＦＤ　Ｗ４Ｕ２４００ＣＭ－８Ｇ
ＣＰＵクーラー・・・ＳＣＹＴＨＥ　ＳＡＭＵＲＡＩ　ＺＺ　ｒｅｖ．Ｂ

決め手は、お値段と性能のバランス、、、と直感です。
気まぐれでゲームとかやりだしてもストレスがたまらない性能のＣＰＵ、ＷＥＢブラウザでタブを開きまくってもまあ余裕でしょうと思われるメモリ容量とまあまあ信頼できると思われるマザーボードという組み合わせ。

ＣＰＵは１６００か１６００Ｘでしばらく悩みましたが、悩むぐらいなら
ちょっと高くてもいいものを買えの法則
が発動し、１６００Ｘになりました。
ただ、その結果、今度はＣＰＵクーラー選びに悩むことになりましたが。
※１６００は純正クーラー付属、１６００Ｘはクーラーなしなのですヨ。

ＭＳＩのマザーボードは初めての購入ですが、安めの値段設定（たまたまのスポット価格だったのかも？）だったので、ついよろけてしまいました。
開封したら、安さに納得のシンプルな外観のマザーボードでしたが、安っぽさ爆発というわけでもなく、コスパ重視のゲーマーには悪くないのかも？と思い直しました。

ＣＦＤのメモリは、型番によってはクセモノが混じっているという印象でしたが、今回選んだものはＭｉｃｒｏｎという信用できるメーカーのメモリだったので購入。実際、いい商品だと思いますヨ。

ＳＡＭＵＲＡＩクーラーは、けっこう昔からあるクーラーで、実は過去にも購入したことがあります。
特に記憶に残るクーラーではなかったのですが、ＡＭ４対応のクーラーがＯＣ想定の大型サイドフロークーラーばかりだったので、トップフロー信者の私にはあまり選択肢がありませんでした。
更に価格でふるいにかけると、もうこれにお世話になるしかない状況に。今回は、我慢できる価格でありがとうって感じです。
それにしても年々、トップフローのクーラーが減っているような、、。トップフローのほうがＣＰＵだけでなく、マザーボードのレギュレーターも確実に冷却できるのにネ。

ちなみに、マザーボードごとパーツを入れ替えるだけなので、組み換え作業は３０分程度で終わりました。
平和すぎて何も起こりませんｗ
Ｗｉｎｄｏｗｓ１０も入れ直しですが、ＳＳＤ環境なので、それも１時間かからず。
７と比べてインストールが早くて簡単と思います。
ただ、Ｗｉｎｄｏｗｓ１０は、インターフェイスがＡｎｄｒｏｉｄみたいでやっぱり苦手。

で、速くなったのか？ですが、確かに速く感じますが、５万円以上使った意味はあったかとなるとビミョー。
でも、いずれ３Ｄゲームでもしたら、今回の選択のありがたみが感じられるでしょうネ。
今回は、ちょっと豪勢な定期メンテナンスという感じになりました。
３月にハデに電源ユニットが爆死していたため、そのほかがいつ壊れるのか、漠然と不安を感じていたので、いい機会でした。スッキリ代ということですネ。