それでもあたしはこの惑星で生きていく

皆さん、こんにちは。
飽きっぽいあたしにとって、重厚長大なＲＰＧはどーも苦手なジャンルだったりします。
それからファンタジーっぽい設定も（＾＾；
でも、あたしはＷｉｉＵ導入してから、ベヨネッタやスプラトゥーンなどアクションゲームばかりプレイしてきたので、ちょっと違うタイプのゲームもしてみたくなり、今回、今年春の注目作だったゼノブレイドクロスを買ってみました。
公式ページはこちら↓
http://xenobladex.jp/

購入の決め手は
１．発売から時間がたって値段が下がった！※超重要
２．ストーリーがありがちな西洋ファンタジーではなくてＳＦだった！
３．オープンワールド！
ＷｉｉＵだと他に対抗作も無いし、ＲＰＧつったらこれしかないよねー
という実に軽いノリで買ってるので、そもそも本作に対しても思い入れゼロ、まあ飽きたら途中で投げちゃえばいいか～というやる気も水滴ポタポタレベルの波しかない状態でスタートｗ

なにぶん、ＷｉｉＵ専用ソフトなので、どんなゲームかまったく分からないヒトは、まずは紹介動画をご覧になってくださいませ。

　　　


あたしはかつてＭＭＯＲＰＧはしてましたが、ＪＲＰＧ（ＦＦとかドラクエとか）はほとんどプレイしたことがありません。
ゼノシリーズも全く未体験で、もちろん世界観とかの知識もゼロ。
ゼノブレイドクロスしか知らないヒトが思い切り主観だけで語ってしまいますヨｗ

ネットでの評価でも散々言われていますが、このゲームは惑星探索ゲームです。
オープンワールドで複数の大陸をもつ世界を水中以外は自由に踏破したい！
という構想から開発がスタートしているのでしょうネ。
なので、オープンワールドの作りこみや美しさはすごいなぁ・・・とちょっと感動してしまいました。
遠くに見える山はただの背景・・・なんていうことはなく、その方向に移動し続ければ本当に麓にたどり着くし、崖になっていなければちゃんと登れます。
飛行能力つきのロボット（以下ゲーム中の名称ドールに統一します）に乗れば、地形が激しすぎて登れなかった山の山頂に行ったり、飛び越えて更に奥地に行くことも可能です。
この当たり前のすばらしさ！
ＰＳＯ２に求めていたのはこれなんだよー！
と、あたしは心の中で絶叫してました。
※コスチュームデザインとかメカデザインとか、ＰＳＯ２に似てますよね？ｗ

最初は違和感があった
どんなに高い崖から転落してもダメージゼロで着地する
どんなに長距離泳いでもおぼれない　※泳ぎで大陸一周も可！ｗ
という点も、このオープンワールドを思いきり探検するには必要な設定なのかなぁと考えを改めました。
※ここでは説明しませんが、、、もちろん作品内で一応、理屈でのフォローはされます。   

このゲーム、イベントシーンなどでわりと頻繁に長時間のロード（数十秒待ちとか当たり前）が発生するのですが、オープンワールドを走り回ってるときにそういったロードはありません。
なので、ストレスなく探検と戦闘ができるように意識して作ったんだなぁと感じさせます。
ただそれゆえにイベントシーンの読み込み時間がすごく長く感じて、ストーリーモードのタルさを倍増させているのですが、、、（＾＾：

戦闘システムはけっこう好きです、こういうの。
回復職が存在しないシステムなので、とにかく効率よくスキルを叩き込んで、火力で敵を殲滅していくスタイルです。
このシステムにダメだししているヒトもいますが、あたしはこれこそゲーム機向けのＲＰＧだなぁと楽しんでますヨ。

装備やレベル差によって、勝てる相手と勝てない相手がおのずと見えてくるので、何度かやってダメなら他に寄り道してレベル上げてスキルや装備強化して再挑戦すればなんとかなります。
もちろんドールを装備すれば、生身とは格が違う火力で敵を殲滅することも可能ですヨｗ
チームメイトもドール装備なら、後一歩のところで削りきれなかった憎いあんちくしょうを超火力の一斉射撃で秒殺することも可能ですｗ

そして、賛否両論のアバターシステム。
アバター登録したら、オープンワールドなゲームの世界に落っことされるというスタートは、やり慣れたＭＭＯＲＰＧの導入部と変わらず、個人的には違和感無く入り込めました。
広大なオープンワールドを駆け回るとき、自分好みに設定したアバターが動いてくれているとやっぱり世界のへの没入感が高まる気がして、あたしは好印象です。
でもアバター式のゲームは、プレイヤーキャラがその他大勢の中の一人になってしまうという悲しい法則は、このゲームでもしっかり発動していて、本当ならもっと盛り上がれるストーリー展開のときも何か醒めたポジションから眺めてる感じがハンパないです。
ストーリー重視のプレイヤーにこれはきつそう、、、。
もっともそのメインストーリーも突き放し感のある展開となっていて、ある意味二重苦とも言えますネ。
ちなみに、戦闘が終わったときも「ショッピングにいきましょう」とか「この前もらったお茶がおいしかった」とかチームメイト同士の会話が発生するのですが、あたしだけハブられてる感じがしてちょっぴり切なかったり。
あたしもエルマお姉さまと会話したいぞ、コノヤロー！ｗ
このゲームに関して否定的なレビューは、このあたりがかなり大きい減点ポイントになっていると思います。
たぶん
これじゃあオフラインのＭＭＯＲＰＧじゃねーか！！
と言いたいんだろうなぁ、、、。

ちなみに、旧型機並と一部では言われている本作のキャラクター造形ですが、あたしは慣れました（＾＾；
必要な充分な水準を満たしていれば、多少古臭くても問題ないさ！

あたしはとにかく、エルマさんに惚れました。
褐色肌いいですよねー、、、キャラクターデザイナーさんとはおいしいお酒が飲めそうです。
色白のヒトは色黒の肌に憧れたり、金髪のヒトは黒髪に憧れたり、その逆も然りと女の求める美しさはないものねだりなのですが、エルマさんもそうだったのでしょうか。
また声優さんがなにげに豪華なので、そこも要チェックです。
あたしは、特にエルマ役の桑島法子さんの演技がお気に入りです。
桑島さんはテンションの上下はあっても可愛らしい役が多い印象なのですが、エルマ役は落ち着いた頼りがいのある大人のお姉さんオーラ溢れまくりの熱演だと思いますネー。

このゲーム、力が入っているところと時間がなくてグダグダのまま？と思われるところが混在していて、なんともすっきり評価しかねる一品です。
でも、あたしはすごく気に入りました。ツボにはまればかなり楽しめるゲームです。
メインストーリーは最後までこなしましたが、今もコンテンツ１００％消化を目指してプレイ継続中ですよー。
ストーリーモードは、この世界についていろいろ想像するためのタネ程度と割り切りましょうｗ最後まで進めればナゾがすべてクリアされないと気がすまないヒトには向きませんｗ
惑星ミラのナゾに関して、あたしなりの妄想もそのうち書いてみたいですネ。

結論　
ＷｉｉＵユーザなら買っておいて損はない一品。
ダウンロードコンテンツの販売もあるので、長く楽しめるかも、、、ですが、開発元が小規模な会社みたいなので、どこまでコンテンツを拡充してくれるのかすごーく不安（＾＾；
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