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人生とは・・・死ぬまでの暇つぶし・・・とか悟っちゃったりなんかしたりして。

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ピクセル観てきた!
皆さん、こんにちは。
忙しさにかまけて、映画館もとんとご無沙汰な日々が続いていましたが、予定外のシフト変更で突然休みがもらえたので、何も考えずにふらっとみなとみらいの映画館に突撃してきました。

今回、なんとなく雰囲気で観てきてしまった映画は、コレ!
ピクセル

ネットでの評価は賛否両論まっぷたつ!という映画


――――ということを見終わってから知りました!w

まぁ、そう言われるのも納得の観了感です。
要は、おバカ映画と割り切って楽しめるか否か、ということだと思いますヨ。
封切から時間も過ぎたし(ォィw)、ストーリーとかあってないようなものなので、ネタバレしようがしまいが関係ない映画とは思いますが、気になるヒトは「・・・つづきはこちら」をクリックせずに、そっとブラウザを閉じてくださいw

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正直言って、観た後、特に何も心に残らない映画なのですが、それもまたおバカ映画の持ち味だとあたしは好意的に解釈しています。
いかにもアメリカ~ンなベタな展開&ベタな笑いどころを押さえた作りになっていて、そういう映画が好きなヒトはけっこう楽しめると思います。そういうのが苦手なヒトは、「あぁー、、アメリカだとみんなここで大笑いなのね」と眉一つ動かさずにスルーしてしまうシーンが多すぎるでしょうネw

映像としては、ギャラガアルカロイドといった、往年のゲームキャラ達が街を破壊していくシーンは、観ていて楽しいというか快感に近いですネ。
この映像を撮りたかった!!というだけで映画を作ってしまったのではないかと思うくらいです。
また、映画館の良質な音響で聞く8bitサウンド(※それらしさを残しつつ映画用にリファインされているはずですが)は、これまたあたしには気持ちイイ感じでした。
※あたしは特にギャラガが飛んでくる時のピュルルルルルーという音が好きw

ゲームキャラ達の再現にはかなり力が入っているにもかかわらず、登場人物たちはいかにもなステレオタイプの道化ばかりなので、この映画に期待しすぎたヒトたちにはそこが特にキツイんだろうなぁと思います。
特に主役のサムがオタクというよりただのオッサンだったり、仲間たちのチャランポランなウィル大統領やカルト陰謀論者のラドローなど、これまた紋切りすぎて感情移入しにくいオタクたちが固めているため、なんかもう他人事のように遠い目でこれらのキャラクター達の掛け合いを眺めてしまうことに、、w

また、(低俗な)アメリカン・コメディーにありがちな「体制」をとにかくおちょくる姿勢が顕著なところも、好みが分かれそうですネ。
低予算のテレビドラマよりも安っぽいセットの米軍グアム基地とか、とにかくイランの破壊工作にしたがる将軍、会議中にランチがでるのかやたら気にするホワイトハウスのスタッフなどなどw

目の前に怪しいヤツがいたら、ショットガンで
ズドォーーーン!!(※CV大塚明夫)
ってやれば問題解決じゃん!
という古き良き開拓者魂溢れるアメリカ人にとって
金食い虫のハイテク兵器とかいうオモチャで、正体も定かではない「敵」と戦っている軍人や官僚なんて、どうせこういうヤツらだろ??m9(^Д^)プギャーw
という笑いどころですネ。
こういう愛すべきアメリカ人の気持ちがよく理解できる(気がする)あたしとしては、
くっそwwこんなのでwww
と苦笑しつつ笑ってしまいました。

こういうセンスの延長線上に、ウィル大統領の名言
「オタクに指揮を任せろーーー!!!」
というクライマックス・シーンがあるわけで
くっそwwまたおんなじテに釣られちまったwww
と再び苦笑してしまったあたしです。
ぁ、、でも笑ったシーンって他には無かったかも・・・(お察し)

また個人的には、サムがPS4でバイオハザードをプレイする少年に「こんな残酷なゲームしててもいいのか?」とか言うシーンがあるのですが、あたしはむちゃくちゃ頷いてしまいました。
やっぱりねー、サムをバツイチとはいえ独身のオッサンにしてしまったのは失敗だったと思うのですヨ。
かつてのゲーマーが、家庭を持って子供を育て、昨今の残虐表現ばかりパワーアップしているゲームを叱ったりしつつも、昔取った杵柄でPS4で子供と接点を持とうとしたら、レトロゲームと勝手が違いすぎて子供にボコボコにされ、何気にショックを受けつつ、
いやぁ、パックマンをやらせたらパパはすごいんだゾ
とレトロゲームを子供にやって見せたら
そんな化石ゲームやらねーーよwww
あー草生えるwwww

と言われて涙目になる「かつてゲーマーだった」オッサンにしておくべきだったんじゃないのかなぁ、と思いますネ。
そんな化石ゲーマーのパパが、エイリアンの侵略にかつての技で立ち向かう姿を通じて、レトロゲームの啓蒙と子供との絆を取り戻す・・・という別の意味でベタベタな映画にしておいた方が、王道なベタ映画としてもうちょっと印象に残る映画になったのではないかとあたしは思うのですが、どうでしょう? ダメ?(^^;

というわけで、あたしの結論は

つまらないわけじゃないけれど、面白いともヒトにすすめにくい映画。
あまり期待せずに、頭を空っぽにして楽しむのが吉。
レトロゲーム好きなら、賛否どちらでも会話が弾むかもw


デスネ。クレームがつくこと覚悟でいうなら、オースティンパワーズ(第一作目)やゴーストバスターズ(ずいぶん古いなww)を観たときのことをちょっと思い出しました。そんな完全なおバカ映画ですw

最後に・・・劇中で1982年のゲームコンベンションのシーンがあるのですが、当時のゲームメーカーが日本企業ばかりで、往時の勢いを忍ばせます。namco、TAITO、nintendo・・・などなど。劇中に現れた中ではATARIが唯一の米国企業でしたが、アタリという社名自体が日本語なので、今時のゲーマーたちには、みんな日本企業に見えてるかもですww ああ、あの時代の日本はスゴかったのねー、、。
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プロフィール
HN:
だって白さは愛だもの
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女性
自己紹介:
生まれは北海道。親の転勤によって道内のほか、東京、千葉のあちこちを引越ししたため、「故郷」という感覚が希薄な根無し草人生。現在は神奈川在住。
小さいときから本と映像作品の虫。徹底的インドア派。
今も映画・アニメ・マンガ・PCは大好き。歴史・SF・メカ・生物・ミリタリーなど全般に光速の食いつきをみせる。

このブログは、あたしの物欲・知識欲・性欲によって支えられていますw

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