ＡＭＤ ＦＸ動かしちゃったよ！

さて、早速、組み込んでみました。

ヒミツの人脈により、購入店の店内でマザーボードのＢＩＯＳはＦＸ対応版に更新してもらったので、パーツ交換だけの簡単な作業です。

①あらかじめ、新しいマザーボードにＣＰＵ、ＣＰＵクーラー、メモリを装着しておきます。
②古いマザーボードと光学ドライブを取り外します。
③ケース内のホコリをふき取ります。この際、ケースファンのフィルターに溜まったゴミも落とします。
④新しいマザーボードと光学ドライブをセットします。
⑤ケーブル類を接続しなおします。
以上で完了です。

Ｗｉｎｄｏｗｓ７を再インストールして、元のソフト環境に戻します。
ここまでなんの問題もなし。
はぁ、、、安定していてアクビが出るぜー、、。

・・・というところで、皆さんお待ちかねェェェ！のＯＣです。

※お約束※
ＯＣはメーカー推奨外行為ですので、この行為によって発生したパーツの破損やデータの破損等の損害はすべてユーザの自己責任となります。仮にこのＨＰを見てＯＣを試されたとしても同様にすべて自己責任となりますので、よくご了承のうえお試しくださいませ♪
※お約束※

今回の目標　「ＦＸ－８１２０をタダでＦＸ－８１５０にしよう！」

ＦＸ－８１２０・・・動作クロック３．１ＧＨｚ
ＦＸ－８１５０・・・動作クロック３．６ＧＨｚ
つまり、動作クロックを５００ＭＨｚ上げれば、ＦＸ－８１５０化するというわけです。
設定は簡単。
ＢＩＯＳでＣＰＵ　Ｒａｔｉｏという設定を１５．５→１８．０に変更するだけです。
普通はもう少し小刻みにクロックを上げていくのですが、今回はいきなり上げてみます。
設定を保存して再起動。
普通にＷｉｎｄｏｗｓ７が起動しましたが、負荷が軽いうちは動いているだけかもしれないので、ツールを使ってＣＰＵに思い切り負荷をかけてみます。

・・・６時間経過・・・

全然問題なし。なんとお手軽。
とここで、もう少し欲を出してみます。

「ＣＰＵの消費電力を下げてみよう！」

ＣＰＵの電圧を下げることで、ＣＰＵの消費電力が下がり、発熱も下がります。
ただ、当然、動作不安定になることがあります。特にＯＣしているとき、電圧を下げるとさらに高い確率で動作が不安定になりやすいので注意が必要です。
でも今回は、ＷＥＢの情報では、ＦＸは定格の電圧がかなり盛ってあるらしいので、ここは強気でいってみます。
これも設定は簡単。
ＢＩＯＳでＣＰＵ　Ｏｆｆｓｅｔ　Ｖｏｌｔａｇｅの設定を１．４Ｖ→１．３Ｖに変更します。
普通はもう少し小刻みに下げていくのですが、あくまでも強気にいきなり０．１Ｖ下げてみます。
設定を保存して再起動。
特に問題なくＷｉｎｄｏｗｓ７が起動しましたが、再度ツールで負荷をかけてみます。

これが負荷時のＣＰＵの情報です。
動作クロック３．６ＧＨｚ、電圧１．３Ｖ、ＣＰＵダイ温度５７℃になっています。※クロックと電圧は多少のブレが出ます。
８コアすべての使用率が１００％という通常ではまずありえない負荷がかかっているので、この状態で４～５時間動けば常用可能とあたしは考えています。

ＷＥＢで調べると、３．６ＧＨｚ動作を電圧１．１Ｖくらいで安定させている人がいたり、逆に電圧１．３Ｖだと４ＧＨｚ以上で動作させている人がゴロゴロいるので、まだまだ遊べるかもですねー。

でもあたしは、あくまでも常用できる（※夏場も含めて）範囲内でＯＣする主義なので、じっくり時間をかけていじろうかなぁと思っています。

尚、今まで使っていた環境と速度の違いは体感できたか？　についてですが、ＯＳの動作がキビキビした実感アリです。
やっぱり新しいＣＰＵは違いますネ。

今まで使っていたＣＰＵは、Ａｔｈｌｏｎ６４　ＦＸ－６０という結構お高いＣＰＵだったのですが、気がつけばもう５年も前にリリースされたＣＰＵでした。ああ、あのころのＡＭＤは輝いていたなぁ・・・※ｉｎｔｅｌ様がダメすぎたという評価もありｗ
マザーボードもＴｆｏｒｃｅ６１００－９３９という６年前にＢｉｏｓｔａｒがリリースした一品です。
取り外したホコリまみれの古いパーツをボーっと眺めながら、そんな昔のことを思い出しているあたしなのでした。