人生とは・・・死ぬまでの暇つぶし・・・とか悟っちゃったりなんかしたりして。
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むかーしむかし、あるところに3DOというゲーム機があったそうじゃ、、、
と言っても違和感がないくらい、誰の記憶にも残っていないはずのゲーム機、それが3DOです。
どんなゲーム機かというと、アメリカのオタクくんがアツく紹介してくれています↓
http://www.youtube.com/watch?v=hsLfXQUhik8
当時、国内で放送されていたCMはこちら↓
http://www.youtube.com/watch?v=V-3TNEq8h3M
でも、実は、このマシーンがあたしの家にはあるのです。※あたしが持っているものは、動画の中でもメインに紹介されているパナソニックの初期製造型のFZ-1です。
しかもまだ動きます!w
今でもたまーに棚から引っ張り出して遊ぶことはあるのですが、パッド操作が苦手なあたしは、PCで動くエミュレータがあれば便利なのになぁとずいぶん前から思っていました。
ホントはネ、、、わりと昔から、3DOエミュレータはいくつかあることはあったのですが、どれも動作が不安定で、動けばラッキー程度の出来だったのです。
ところが、最近になって試してみたエミュレータが意外に安定していて・・・
「・・・きたか」
( ゚д゚) ガタッ
/ ヾ
__L| / ̄ ̄/_
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そのエミュの名は、4DO!
ベタすぎる名前のわりには、過去の有象無象3DOエミュの中では、完成度が高いほうです。
で、さっそく未だ保管し続けていた3DOソフトを動かしてみることにしました。
■ポリスノーツ
元々はPC-98用ADVだったものを、完全に作り直したもの。
ゲームではなく、「インタラクティブ・ムービー」というフレコミでした。まずシナリオがガッチリ決まっていて、要所要所がゲーム化されているかんじです。でも、シナリオがよくできているので、かなり楽しめた作品でした。
3DOソフトとしては大ヒットだったはずですが、コナミとしてはかなり寂しい結果だったのでしょうね。すぐにPSやサターンにも移植されて発売されました。開発資金を回収できたかまでは知りませんが・・・。
ちなみに、ゲーム監督は、メタルギアシリーズで有名なあのひとです。
■スターコントロール2
米国の名作DOSゲームを3DOに移植。シリーズ唯一の日本語版!という誰得なゲーム。
当然、ごく一部でのみ大人気という結果になり、セールス的にはまったく不振に終わったそうです。
どういうマーケットリサーチをして日本語版の製作に踏み切ったのか、よく分からないソフトといえるでしょう。※無駄に日本語フルボイス化というリキみ具合ですw
でも、こういう海外ゲームの日本語版がリリースされるところが、いかにも3DOらしくて、あたしは好きなんですヨ。
■サムライ・ショーダウン
サムスピの海外版。言語表示を英語→日本語に変更すれば、何の問題もなしです。
ゲーム設定の中に、流血シーンの血しぶきの色を赤から白に変える、という意味不明な設定があり、米国のレーティングによる規制という大人の事情を教えてくれたソフトでもありました。※心臓から牛乳噴出しているようで、かえって不気味でしたww
武器なしモード(素手で殴りあう)があって、ナコルルが素手だとミョーに強くなったことも印象的でしたネ。
■信長の野望・覇王伝
ゲームパッドでのプレイが苦痛でしようがなかったゲーム。本州を統一したあたりで心が折れました。
■スーパーストリートファイター2X
たぶん、3DOで一番売れたソフト。格闘ゲーム苦手なあたしでさえ買ってしまったゲーム。
3DOのハード売り上げにも最も貢献したソフトではないでしょうか。カプコンは社運を賭けて開発したと聞いていますが、その後のカプコンが低迷したのももしかしてこれがコケたせい・・・?
よく使ったキャラはフェイロン。弱かったけどw
ゲームよりBGMが好きでよく聴いていました。キャミィ、バイソン、ザンギエフのステージBGMが好きでした。
■アイドル雀士スーチーパイ・スペシャル
ミョーにお尻が小さい園田健一のキャラデザと声優さんが豪華すぎな脱衣麻雀ゲーム。
アーケード版はX指定だったそうですが(さすがにプレイしたことない・・・)、3DO版はR指定なので、下着姿までです。
麻雀ゲームとしては外道な作りなのでしょうが、あたしは結構楽しんでプレイしてました。
副作用として、以後、インチキなしの麻雀ゲームはプレイできなくなりました。(ぉぃw
■痛快ゲームショー・ツイステッド
・・・アレ、動かない、、、。
お気に入りのゲームなのですが、このゲーム、今まで動いたエミュレータがないという、エミュクラッシャーなのでした。
よほど特殊な仕様なんでしょうか、、ナゾです。
4DOのバージョンアップで動くようになればいいなぁ、、、。
それにしてもあたしにとって、3DOはゲーム機とPCの間にあるところが魅力的だったのかもしれませんねー。
3DOが発売されて1年後くらいに、PSやサターンが発売され、本格的な「次世代ゲーム機」時代が始まります。
でも、始めからゲーム機と展開されたPSやサターンと比較すると、最初はマルチメディアプレイヤー(後にゲーム機に路線変更)した3DOは、ゲーム機の能力は高くなかったですね。
特に3D性能はかなり弱くて、何年か後にPSを買ったときは性能の違いに愕然としました。
3DOは先行していた分、CPUパワーが劣っていたことは事実ですが、そもそも3D処理能力よりもムービー再生能力に比重が傾けられていたと思います。
そういう意味では、ベースとなる性能はゲーム機ではなくて、当時のPCが想定されていたと思いますネ。
本体価格が高価で、PSやサターンのように赤字でも本体を売る、という商売の仕方も想定されていなかったり、いろんな点でゲーム機とは違うビジネスの仕方だった3DOが、PSやサターンと競争しなければならなかったところが、このハードウェアの不運なところでした。
それでも開発元の3DO社がPCゲーム業界のカリスマが創設した会社だったこと、ハードウェアの製造販売をパナソニックという大企業が引き受けたことが、大コケしても不思議ではなかった3DOにそれなりの命脈を持たせただけ運が良かったのかもしれません。
製造したもののまったく売れず、新品のまま何万個という在庫が廃棄処分されたピピンアットマークに比べれば・・・(涙
※バンダイとアップルが組んで作ったゲーム機ちっくなMac互換機。製造7万台のうち、5万台廃棄だったそうですが。あの頃のなにやっても盛大にコケるアップルが懐かしいです。
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小さいときから本と映像作品の虫。徹底的インドア派。
今も映画・アニメ・マンガ・PCは大好き。歴史・SF・メカ・生物・ミリタリーなど全般に光速の食いつきをみせる。
このブログは、あたしの物欲・知識欲・性欲によって支えられていますw
なんか変な館を進んでくホラーゲームしかやらなかったけど。
>なんか変な館を進んでくホラーゲームしかやらなかったけど。
元ユーザーというヒトに出会うのはあたしも久しぶりです♪
たぶんそのゲーム、「閉ざされた館」というゲームですね。※海外名:Killing Time
あたしもやりこみましたヨ~。
こんなゲームじゃありませんでした?↓
http://www.youtube.com/watch?v=GM9u1DsSj04
俺がやったのはたぶんこっちだね。
3DO - Virtual Horror / バーチャルホラー 呪われた館 - Gameplay
なんか投稿文字禁止エラーが出てURLはれないから、youtubeのタイトルはるます。
この謎のジェムとか見た記憶がある。
今勝手に作ったksgなのに印象深いゲームランキングの第2位に入るね。
ちなみに1位はセプテントリオン。
Killing Time のOPムービーのうさんくささちょっとうけた。
安っぽい007かインディージョーンズみたいで好きだわ。
>なんか投稿文字禁止エラーが出てURLはれないから、youtubeのタイトルはるます。
あー、、こっちでしたかー。
DOOMタイプのゲーム全盛期だったから、そういえば似たようなゲームはたくさんありましたネ(^^ゞ
>ちなみに1位はセプテントリオン。
知るひとぞ知るゲームでつね、、。
>Killing Time のOPムービーのうさんくささちょっとうけた。
どんくさいあたしにしては、DOOMタイプのゲームの中で、唯一、コンプリートまで集中力が持続したゲームでした。だからタブン名作(ぇ
私も3DOはかなりのお気に入りでソフトも30~40本は押入れの中に眠ってるんじゃないかな・・・
ここで紹介されてる中ではスターコントロール2だけ持ってないかなw
本体はFZ-1とFZ-10がありますな
あたしのコレクションはずっと小規模ですが、ここでは紹介していない「ショックウェーブ」「GEX」「ロードラッシュ」は、かな~りやりこんだソフトです。
反射神経ダメなヒトなのに、エンディングまで到達したことがすごいよ!
・・・でもマイナーすぎて、誰とも喜びが共感できなかったのも、今となっては懐かしい思い出です。
当時、一世を風靡して話題性抜群だった「Dの食卓」は、ほんとクソゲーでぜんぜん話が膨らまなかったという思い出も無料セットですw