人生とは・・・死ぬまでの暇つぶし・・・とか悟っちゃったりなんかしたりして。
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以前紹介したエウレカセブンの新作TVアニメについて、新しい情報がないか調べているうちにまた偶然発見してしまったニュース。
宇宙戦艦ヤマト
が新作TVアニメで復活! (; ・`д・´) ナ、ナンダッテー!?
公式ページはこちら↓
http://www.yamato2199.net/
4月7日から順次、劇場で先行上映、2013年以降TV放送開始予定だそうです。
TVアニメなのに、劇場で先行上映ってどういうこと?
と思ったら、まず今年中に作品を2クール分全部作ることが決定済みで、完成した分から数話ずつ切り売りみたいな感じで映画で流してしまう、という方式らしいです。
今までこういう公開の仕方をしたアニメがあったのか知りませんが、流しソーメンみたいなやり方ですネw
ヤマトを観る客層を考えると、毎週決まった時間にテレビの前に座れる人達は多くない気がしますので、まず劇場で流して売り上げを回収しようという発想は間違っていないんじゃないかと思います。
たぶん、気合が入ったオタクオヤジ達が、徒党を組んで劇場に足を運ぶのではないでしょうか。
PVはこちら↓
http://www.youtube.com/watch?v=gSTe5QIgTDk
ニコ動の本気、限界高画質版はこちら↓ ※マジでパネェ画質でした w( ゚o゚ )w オー!
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17042372
ヤマトは、過去幾度となく新作が作られてはファンに酷評されるというサイクルを繰り返してきました。※異論がある人もいるでしょうが、当たらずとも遠からじと思っています。
伝説的名作ですから、どうしてもそれを踏まえた基準で新作を観てしまうと、色々といいたくなってしまうのは当然の人情と思います。
まして、過去の一連の作品のように「続編」となれば、名作の「その後」なのですから、その思いはいっそう強くなるのは自然ですよネ。
今回、ついに本丸といえる初代テレビシリーズのリメイクに挑んだスタッフは、「続編」という縛りから脱出して、ヤマトという作品を一度リセットしたい、ということなのではないでしょうか。※というか、そうであってほしいなぁと心から思います。
そうだとしたら、なかなか勇気ある企画なのではないかと思います。
あとは、一昨年に公開された実写版ヤマトがこの企画にどういう影響を与えているのか、個人的にはすごく興味があります。
実写版は映画としてはまあまあ面白かったと思っていますが、あれはヤマトではないです(キッパリ
新春スターかくし芸大会「演劇ヤマト」(2時間超拡大版)
でしかありません。
「あんなのヤマトじゃねぇ!」とスタッフが絶叫しながら、作画してくれてるとあたしは信じていますヨw
PVを観た最初の印象は、なんか地球へ・・・のリメイク版に似てる・・・ということです。
調べたら、キャラデザが同じ結城さんでした。しかも監督の出渕さんもリメイク版地球へ・・・に参加してるし。
地球へ・・・はまあまあ成功したリメイクだったので、ちょっと好印象です。
「さすがに現在でコレはないわ」というところは目立たない範囲内で新しくして、古いままでいいところはできる限り初代のものを残すサジ加減がなかなかいい感じと感じました。
キャラデザインで、サーシャやスターシャは松本零士のイメージを強めに残して、残りのキャラは「普通の線」のデザインに変更したあたりとか、メカデザインは初代をできる限りそのまま踏襲とか、ショックカノンの発射音が初代シリーズの音(多少いじってるかもだけどかなり初代のまま)とか、ヤマトの軍服の胸にある意味不明な矢印マークは錨に変更されたとか、森雪以外の女性乗組員も大幅に追加されたとか、いろいろいい感じに感じたところです。※赤字は特にすばらしいと個人的に思いましたw
それにしてもPVに出てくるサーシャは、顔は松本風ですが、体の肉付きとかが松本キャラよりもずっと丸みがあってふくよかなので、過剰にエロく感じますネ(*/▽\*)
個人的には、Gペンがよたったような筆圧でまくりの線で描かれた松本零士キャラは大好きなのですが、万人ウケはしないと思うので、この程度のキャラデザインの修正はむしろ当然かなぁと思います。
ただ、ヤマトの女性乗組員の軍服は、初代から変更してほしかったです、、、。いくら未来の女子でもあんな裸みたいな服着るわけないやん、、、とあたしは思うのですが。
男性スタッフ&ファンの大人の事情かもしれませんけれど、オノレの好きな女子があんな服着て、見ず知らずの男たちの群れの中で仕事してたとしたらケシカラン!と思いませんか?w
あたしが更に感じたのは、あぁ、、スタッフはちゃんと第2次世界大戦の頃の戦争を再現しようとしているだなぁ、、というところですネ。
艦隊戦で、地球艦のレーザー射撃がガミラス艦に弾かれる時、キーンという音を立てて、ガミラス艦の装甲に沿ってレーザー弾道が流れていってしまうシーンがあります。
これは「跳弾」という現象で、実体弾でしか発生せず、レーザーでは絶対に起きません。
つまり、レーザーに見立てて、大砲で鉄の塊を敵にぶつけ合ってた頃の昔の海戦を再現しているわけです。
被弾した地球艦が、射撃を受けた反対側に傾く動きをするのも、物理衝撃を受けたことの見立てです。※地球側の武装が松本零士の造語である「ショックカノン(※衝撃波砲)」という原理不明な武器というのも、なんとか実体弾っぽい雰囲気を出そうとした苦労の証なのかもですネ。
ヤマトはリアルじゃない、という感想を持つ人達は、この「見立て」を無視していることが多いので、今回の新作では、こういう表現をもっと推し進めてアピールしていってほしいと思います。
というか、もう分かってるヒトしか観に来ないだろうけど!w
※蛇足ですが、公開日が4/7という戦艦大和が撃沈された日と同じ日にした、というあたりに、戦艦大和が戦った時代に対するスタッフの敬意があると思います。
オープニングはあのヤマトオタの庵野さんが描くみたいですし(※頼まなくても勝手にやりだしそうなんですがw)、音楽もあの宮川さんの息子さんが担当することになったものの、当時の譜面は散逸していて結局、耳コピで譜面を起こしなおしたとか、今後もなかなか面白い話が出てきそうです。
なんだか、ヤマトって現代日本アニメ界の文化財修復作業みたいなものだなぁと思いました。
さあ、みんなで文化財修復のための税金を払いに行こう!w
・・・ちなみに、いろいろ好き勝手いってますが、実はあたしはヤマトのTVシリーズって観たことないので新鮮な気持ちで楽しみたいと思いま――――;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
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小さいときから本と映像作品の虫。徹底的インドア派。
今も映画・アニメ・マンガ・PCは大好き。歴史・SF・メカ・生物・ミリタリーなど全般に光速の食いつきをみせる。
このブログは、あたしの物欲・知識欲・性欲によって支えられていますw