艦船擬人化ゲームで遊んでみた

リアル事情が慌しくて、すっかりご無沙汰の更新になってしまいました。
皆さん、お久しぶりでございます。

あたしがミリタリーオタクなことは、このＨＰを見てくれているヒトには、モロバレだと思うのですが、実はあたしは陸海空、すべてのメカに萌えられる体質なのでした。
一般に、ミリタリーの人気というものは、
戦車＞飛行機＞＞＞＞＞＞軍艦
となっていて、軍艦マニアはなにかと淋しい思いをすることが多いのです。
でも、大東亜戦争中の我が国の兵器において、なによりも国家の知恵や財力を注いだ対象が艦船でした。日本のメカの中で最も威容を誇り、美しい存在が艦船であったと信じるあたしにとって、かつての帝国海軍の艦船がテーマのゲームがあるとなると、
これはもうやってみるしかない！
となるわけです。

というわけでやってみました。

艦隊これくしょん　～艦これ～
http://www.dmm.com/netgame/feature/kancolle.html

艦船の擬人化（少女化）というと、マンガ作品ではいくつか記憶があります。
蒼き鋼のアルペジオ
Battleship Girl -鋼鉄少女-
というあたりでしょうか。

艦これの場合、Battleship Girlの擬人化センスに近いですネ。


これがゲームのメイン画面。
第１艦隊の１番艦が「秘書艦（官ｗ）」になり、メイン画面の右側に表示されます。
この子は、あたしお気に入りの戦艦・金剛。
英国で建造されたという史実を踏まえて、声優さんも巻き舌で喋る演技つきですｗ


艦隊の編成画面。
最大６隻の艦隊を編成できます。
最初は第１艦隊しか編成できませんが、クエをこなすことで第４艦隊まで開放できます。


武装の変更も可能ですヨー。
これもあたしお気に入りの重巡・最上。
最上型の特徴である３連装１５５ｍｍ砲を残しつつ、当時の帝国海軍重巡の標準的主砲だった２連装２０３ｍｍ砲を追加してみたところ。
初期装備には零式水上偵察機もついていたのですが、偵察は空母艦載機にやらせる主義なので、偵察機を下ろして、代わりに高角砲を載せてみました。


もちろん、空母の艦載機も変更可能です。
こちらは、空母・加賀。
初期装備の零戦２１型のほか、更に５２型を追加し、九九艦爆を彗星に改変したところ。
装備品の開発を進めることで、天山や流星、紫電改などを装備させることも可能です。
個人的に、零戦は２１型または２２型が至高と信じるあたしにとって、５２型の方がレア装備で高性能という点がちょっといただけませんが、まあこれは艦船が主人公のゲームなわけだし、、、ｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ。


艦隊を編成したら、早速、出撃です。
マップと出撃艦隊を指定したら、マップ内にいくつかあるルートを進んでいくわけですが、どのルートを進むのかは、羅針盤という名前のルーレットで決まる仕様。
目押しはたぶんできない仕様なので、ほぼ完全に運任せｗ
行きたい方向とは全然違うところに連れて行かれてしまったりと、プレイヤーの間では
真のラスボスは羅針盤
と言われていたりしますｗ





もちろん、敵艦隊と遭遇したり、味方に空母がいると先制攻撃のカットインが入ったり、一度の交戦では決着がつかない場合は夜戦に突入したり、夜戦だとクリティカル攻撃が炸裂したりします。

敵艦も擬人化されていますが、国籍は激しく不明ｗ
どうみても人外の存在っぽい感じがプンプンなのですが、エイリアン艦隊なんでしょうか？（＾＾；


味方の艦が中破以上のダメージをもらうと服が破けるサービスつきです。
尚、撃沈されると全裸になります。
などということはなく、撃沈＝完全なロストというわりと鬼仕様ｗ
色々レベルを上げたり、合成して性能強化した艦がロストすると悲しいので、艦隊に小破した艦が出た時点で退却しておくのが吉ですネー（＾＾；


戦闘に勝利すると、５０％くらいの確率で新しい艦がゲットできます。
資源を集めて自前で建造するもよし、ガンガン戦って艦を拾うのもよしです。
艦の頭数を揃えることは簡単なのですが、ある一定のランク以上の艦はなかなか当たらないので、それまでは同じ艦を何度も何度も引き続けることになりますｗ

さて、、、
あたしの場合、ブラウザゲームは何かと敬遠しがちなのですが、その大きな理由が、ある程度、ゲームが進行すると、一つ一つのコマンドの完了までにかかる時間が雪ダルマ式に増えていって、結局課金しなければゲームにならなくなる、という点です。
もちろん、このゲームにもそういうところはあって、例えば
艦の建造を行なった場合、強力な艦ほど完成までに時間がかかる（例、４～５時間）。
損害を受けた艦を修理する場合、強力（高レベル）な艦ほど修理完了に時間がかかる（例、２～３時間）。
などです。
特に、修理で問答無用で拘束される時間が長いと、ゲームのテンポが悪くなって仕方ないですよネ。

普通、こういう待ち時間をゼロにするアイテムは有料なのですが、、、なんとこのゲームではクエの消化などで大量にバラ撒きされます。
普通にプレイしているだけで、高速修理アイテムが７０以上とか高速建造アイテムが３０以上とか、食べても食べても減らない鍋みたいにどんどん溜まります。
建造は当然ですが、修理でも資源を消費するので、むしろ資源量の制限の方がきついですネ。なので、ここぞ、というところで出し惜しみせず高速化アイテムを使えます。
資源を短時間で増やしたい場合は課金するしかありませんが、一応、丸一日放置すれば、大型艦を１～２隻建造して、そこそこの修理をこなせるくらいの資源は回復します。※資源の獲得は、クエ消化と時間経過による自然増加のほかは、課金しかありません。
まったりプレイには充分な量だと思いますネ。

このゲーム、まだまだ改良の余地はあると思うのですが、まったりプレイ推奨というか、
廃プレイはおススメできません。
お気に入りの艦をコレクションして育てる楽しみにフォーカスされているので、シミュレーションゲームの要素は皆無ですし、チャット等のコミュ機能もゼロという鮮やかな割り切りっぷりです。
艦を集めて艦隊を編成し、出撃を繰り返してレベルを上げつつ、新しい艦をゲットする・・・という単調な作業になりがちです。
なので、いきなり根をつめて廃プレイすると、あっという間にコンテンツを消化しつくしてしまって燃え尽きてしまいそうです（＾＾；
一日一回、ちょっとずつ進めるのがイイ感じだと思いますネ。

というわけで、このゲームは、
旧海軍の軍艦に萌えられるヒト
艦船擬人化に耐えられるヒト
ブラウザ三国志みたいなゲームに疲れたヒト
には、気分転換にちょっとおススメしたいゲームです。

あたしもまだ続ける予定ですので、ご縁があれば
暁の水平線で会いましょう（＾＾＊