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人生とは・・・死ぬまでの暇つぶし・・・とか悟っちゃったりなんかしたりして。

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幕引きは早すぎですよ?                             ~ ミョーな宥和ムードが漂い始めた日韓関係

竹島問題の国際司法裁判所への提訴を心待ちにしているあたしですが、なにやらその雲行きが怪しくなってきたという報道が出始めました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121012-00000586-san-pol

記事を読む限り、「提訴しないという選択肢について完全否定はなかった」という程度に見えますので、引き続き推移を見守る必要がありますが、、、正直、完全否定してほしかったなぁと思いますネ。
ここで腰砕けになって引いてしまったら、韓国の露骨な実効支配アピールに対して、日本は国際的には何も声を上げずに沈黙してしまったということになるので、ハッキリいって国益を減ずる以外の何物でもないといえるでしょう。
当然、韓国の反発は大きいと思いますが、この程度の抗議の行動もできずに「竹島は我が領土」と口にするのも逆に恥ずかしいと思います。
本来ならば、艦隊を派遣して国家の意思を示すことが「普通」で、国際司法裁判所に提訴すること自体が「かなり穏健」な対応なのに、それすらも及び腰では、、、我が国では愛国者でいることは本当にドMだなぁと嘆息してしまいます。
まあ・・・実際、あたしはドMだけどネ!w

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こんな報道が出始めた先行条件は、やはり先日の麻生・李会談でしょうか。
http://news.tbs.co.jp/20121008/newseye/tbs_newseye5151442.html

行間を読みまくると、
李大統領「なんかもういろいろ面倒くさいので、天皇謝罪要求発言はなかったことにしたい」
麻生元首相「それさえ聞ければ、今回のことはこれで終わりにしていいんじゃないですかね。ま、あたしらは政権与党じゃないんてすけれどね
と話してきただけのように思えるのですが、、、。

あたしとしては、竹島問題の挑発・天皇謝罪要求発言・・・では済まず、更に尖閣問題で悪化した日中関係に便乗した中韓反日外交協力には、ハラワタが煮えくり返るので、こんなテキトーな幕引きは絶対許せないと思います。

そもそも韓国は、米国の同盟国であるにもかかわらず、尖閣問題に関する米国の態度を読み違えた(それとも意図的に無視した?)うえで自国の利益だけを考えた中韓外交協力を推し進め、足並みをそろえて我が国を批判するという態度に出ました。
でもその後、米国がどういう行動に出たかというと・・・
1.尖閣諸島は日米安保の適用範囲と改めて中国に再通告
2.尖閣周辺に空母機動艦隊を2個艦隊派遣
3.沖縄へのオスプレイ配備強行
4.新鋭F35ステルス戦闘機の沖縄配備予定に言及 ※現在運用中のステルス戦闘機F22はすでに配備済み

パネッタ国防長官を訪中させて1を直接伝えた直後から、中共の強硬姿勢はどんどん「口だけ感」になったわけですが、2の時点でもう中共は尖閣に手を出せなくなったと言ってよいと思いますネ。3~4はダメ押しという感じです。

中共としては鳴り物入りで初の空母就役を宣伝したわけですから、早速、自国民に「空母は役に立っているゾ!」と勇ましく広報したいところなのでしょうが、このような事情でこの空母は尖閣には絶対出撃できませんw
ということで、この空母は中共の領有権主張がアツい南シナ海や東シナ海ではなく、もっと北の黄海に配備されることが決定されたようです。

中韓には蘇岩礁問題(岩礁を巡る管轄権争い)があり、今のところ中韓反日外交協力のためにこのことは表面に出さない方針のようですが、先日、どういうわけか以下のような報道がありました。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120925/kor12092517380005-n1.htm
内容は読んで通りなのですが、中国国家海洋局が蘇岩礁を自国の管轄として無人機による監視対象にすると発表したことに対する韓国政府の反発のコメントです。
この報道に関して、中共政府は「当該部局の一担当者の見解」と韓国に釈明したようですが、中国国家海洋局は尖閣に関して「日本の実効支配を打破する」と発表した前科がある「斬り込み隊長」部局ですからネ、、^^;
それに中共独裁の政府で「一担当者の見解」と言われても、説得力ナシです。

そして、今回、中国初の空母が蘇岩礁に近い黄海に配備されるわけで、その影響を真っ先に蒙るのは韓国です。
韓国は、我が国に蘇岩礁問題で協力を要請しているらしいですが、、、なんというか、、、風見鶏もいい加減にしろといいたいですネ。
http://world.kbs.co.kr/japanese/news/news_Dm_detail.htm?No=45517

韓国の願望
尖閣で中共強硬⇒米国の中立宣言日本の外交敗北 ※中韓外交協力で韓国は漁夫の利

韓国の現実
尖閣で中共強硬米国、尖閣に空母派遣中共日和る⇒中共振り上げた拳(なんちゃって空母)を韓国に向ける韓国(;・3・)アルェー
※今ココ

といったところでしょうか。

我が国が中共と外交で同調することは極力避けるべきですが、そもそも蘇岩礁も竹島も李承晩ラインによって一方的に韓国が自国の管轄下に置いたことから問題が発生しているわけで、原理原則論としては我が国は中共政府の言い分はよく理解できるとコミットメントするのが正道だとあたしは思いますネ。
なので、このテの韓国の協力要請は、真面目に取り合う必要もないのです。※むしろ韓国はどのツラさげてこんなお願いをできるのかと、鉄面皮ぶりを指差して笑ってやるのがよろしいw

尖閣問題で日中関係は荒れてしまいましたが、李承晩ラインの国際的不当性とその上にあぐらを掻いて現状維持を企む韓国に対して、日中は同じ問題意識を共有できるのではないでしょうか。
そんなところから日中の関係改善の糸口が見つかってもよいのではないかとあたしは思いました。

「中国との関係が荒れているのに韓国までこれ以上刺激するのはまずい」という意見にあたしは同意しないわけではないのですが、しかしあえて我が国は我が国の信条を貫くことで見えてくる展望もあると思います。
要は、国家としての覚悟の問題であって、ここで韓国に対して宥和姿勢をとっても問題は解決することはないし、将来的には韓国がよりいっそう軽挙妄動に走る前例を作ることに加担するだけで、我が国にとっては何の益もないでしょう。
なので、この程度の情勢変化と麻生・李会談をもって、一連の問題の幕引きを図るのは事なかれ主義の最たるものといえましょう。

我が国は、今後も竹島は李承晩ラインによって韓国に強奪された領土であることを国際的に訴えねばなりませんし、その行動の一里塚として国際司法裁判所への提訴は当然のこととして断行すべしと思います。
本来、日本の政界には親韓派が多いので、口で言うほど提訴は簡単ではないと思いますが、野田・玄葉コンビと外務省にはどうか気を吐いた仕事をしてほしいと心からエールを贈るあたしなのでした。

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自己紹介:
生まれは北海道。親の転勤によって道内のほか、東京、千葉のあちこちを引越ししたため、「故郷」という感覚が希薄な根無し草人生。現在は神奈川在住。
小さいときから本と映像作品の虫。徹底的インドア派。
今も映画・アニメ・マンガ・PCは大好き。歴史・SF・メカ・生物・ミリタリーなど全般に光速の食いつきをみせる。

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