人生とは・・・死ぬまでの暇つぶし・・・とか悟っちゃったりなんかしたりして。
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皆さん、こんにちは。
前回、アニメ作品としてのクイーンズブレイドの感想を書きました。
ですが、元々、クイーンズブレイドはゲームブックという商品としてリリースされたもので、アニメは当然その広告塔として作られたわけです。
なので、その点も考慮せねばなるまい・・・!
ということで、前回の続きです。
ちょっとウンチクが続きますが、ゲームブックはTRPG(テーブルトーク・ロールプレイングゲーム)から派生したもので、入門書にお試し的なゲーム要素を追加したところから誕生したといわれています。
誕生は80年代初期の英国で、日本では80年代中頃に翻訳本が発表されて人気を博したそうです。
ただ、90年代に入ると人気が失速し、日本のみならず世界的にも新商品はほとんどリリースされなくなってしまったようです。
TRPGはその他、ボードゲームやカードゲームと括られることが多く、世界的にはゲーム業界の中心的存在であり、世界中に多数のプレイヤーがいます。
ただ、我が国においては、本来、このジャンルを担うべきプレイヤーたちが、PCorテレビゲームに大量に流れてしまいました。そのため、現在は限られたマニアたちによって支えられている世界で、
・プレイヤーはほとんど男性
・年齢高め
・一般には「衰退ジャンル」扱い
という状況のようです。
※蛇足ですが、実はあたしは、小さい頃、ボードゲームのウォーゲームとかプレイしていたのですが、周りの女子からは変人視されたり、男子の中でも興味を持つ子はほとんどいなくて、ひたすら父親と遊んでいた暗い記憶が、、、。
そんな中の2005年、国内大手のゲーム輸入会社ホビージャパンが、それまで輸入販売していた米国の「ロストワールド」という対戦型ゲームブックの国内展開版を製作します。
ロストワールドのルールはそのままで、絵柄をお約束の美少女キャラに統一し、新しいブランド名を付けて売り出しました。それがクイーンズブレイドです。
←ちなみに、ロストワールドの表紙はこんな感じです。これでは日本では売れるわけないですネ(^^;
クイーンズブレイドの表紙はこんな感じ↓。ちゃんと右下隅にロストワールドのロゴが見えます。
クイーンズブレイドの遊び方は公式ページで紹介されています。
http://queensblade.net/index.php/gamesystem/samplegame1
例として、レイナとリスティのバトルが紹介されています。
ゲームブックを買うと、こういう絵を見ながら遊ぶわけねー、というのがよく分かりますネ。
ユニークだなぁと思うのは、プレイヤー二人が互いの本を交換してプレイする、という手法でしょうか。
自分のキャラがダメージを受けて剥かれていくサマを、対戦相手のプレイヤーがページをめくって眺めていくという、なんなのこの陵辱プレイ・・・!w というハァハァ感がキモのようです。(タブン違うw
なるほど、こういうゲームなら、アニメオタクくん達にも受け入れられそうだ・・・!
というわけで、このゲームの
・キャラは女子のみ! お好きな子をどうぞ!
・勝って気持ちイイだけじゃない! 相手キャラが、もだえながら剥かれるところもお楽しみください!
この2点を広告すべく作られたのが、例のアニメ、というわけで。
こう考えると、忠実にスポンサーの意向に沿った仕上がりだったと言えなくも・・・。
本の売り上げのためと考えると、キャラ萌えを前面に押し出したアニメになったのも当然ですネ。
というわけで、あたしもこの広告にノセられて、本を買うとしたらどれを買うか!?
ガイノス大陸とは政治的に独立した、東の島国ヒノモトの武者巫女。
巫女服でこんなにバストが膨らむわけねーーーーって思いますが、他のキャラがあまりに強烈なので、この程度のエロ巫女服は全然っ清楚に見えてしまう不思議効果。
作品中では最も貞操観念が高く、
「西洋武者は、肌を露出しすぎです
(;´Д`)」
という台詞を吐いたりします。
※でも戦うと巫女服をビリビリに裂かれたりして、他のキャラ同様、痴態をさらしますw
残念ながら、クイーンズブレイドの世界においては、常識的な羞恥心に基づく台詞はギャグにしかならず、喜劇的な役回りになることもしばしば。
一般的な生活能力はかなり低く、旅の相棒、抜け忍シズカのフォローなしでは宿の確保も難しい不器用さ。
強く・優しく・お上品、という他のキャラたちとは一線を画する人格者キャラ、、、ですが、思想的には、コチコチの国粋主義者で、ミカドを絶対視。ヒノモトを万世一系のミカドが統治する神国と信じ、幼少の現ミカドとヒノモトを守るため戦う、ヒノモト国家謹製の思想統制済み優等生闘士。
・メナス
大陸にかつて存在し、何千年も昔に滅んだアマラ王国の最後の王女。
沼地の魔女の魔法によって復活し、その手下として働く・・・なんてできるはずもなく、アマラ王国再興のため相棒のセトラと共に独自の行動をとってばかり。※実体は死人なので、要はゾンビなのですが、ヒトを食ったりはしませんw
元王族だけあって、優雅なのんびりマイペース派。
戦闘能力は低くないものの、相手を倒すより「王国の威光にひれ伏させる」ことが目的のため、常にツメが甘い。
バカではないのに、アマラ王国の復活という理想に対して、見境なくムダな努力をつぎ込んでしまうピントのずれた努力家。
相棒のセトラは、トモエの相棒シズカにゾッコン。
※ちなみに、メナスが右手に持ってる変な鈍器みたいなものが、セトラですw
尚、第2期のEDにメナスバージョンがあります。手下3人組、優遇されてるなー。
http://www.youtube.com/watch?v=SmSrjavYQa4
あたしならこの二人ですネ。(断言
個人的には、この二人は合わせ鏡のような存在に感じます。
どちらも国という実体が曖昧なものを背負って行動しているロマンチスト、というところがお気に入りです。
セトラがシズカに惹かれるのも、もしかしたら同類愛なのかもですネ。
うーん、、本当に書店で見かけたら、買ってしまいそうなあたしがいてコワイ。。。
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小さいときから本と映像作品の虫。徹底的インドア派。
今も映画・アニメ・マンガ・PCは大好き。歴史・SF・メカ・生物・ミリタリーなど全般に光速の食いつきをみせる。
このブログは、あたしの物欲・知識欲・性欲によって支えられていますw