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人生とは・・・死ぬまでの暇つぶし・・・とか悟っちゃったりなんかしたりして。

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クイーンズブレイド リベリオンを観てみた

皆さん、こんにちは。
以前、DVD版のクイーンズブレイド(以下、無印)の感想をアップしましたが、今度は先日、放送が終わったばかりの新作、クイーンズブレイド リベリオンを観てみました。
http://www.queensblade.tv/
たまたま、学生のときからの付き合いの友人のところにお呼ばれしたら、なにげに録画してあって、しかもちょうど最終話まで揃ったところとのこと。
そのまま学生時代のノリ炸裂で、ダベりながらぶっ通しで鑑賞してしまったのでしたw
※4時間コースはなにげにしんどかったですが、、、( ´ー`)フゥー...

というわけで、感想をつらつらと書いてみます。
例によって本能の赴くままにネタバレするので、DVDなどで視聴予定のヒトはスルーしてくださいネ。

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一言で言ってしまうと、期待ハズレとしかいいようがないです。

まずOP、、、と言いたいところですが、第1話はOPなしでいきなり始まるんですよネ、、。
いきなり2カット目で挿入されるキャプテン・リリアナの海賊船からの砲撃シーンで、早くもイヤな予感が漂います。
海賊船や大砲の質感の無さ、砲撃には透過光の演出もなく、薄っぺらい煙がポンと飛び散るだけという、マメ鉄砲感あふれまくりの開幕です。
QB1.jpg
序盤のセクシー担当は、もちろん、キャプテン・リリアナなのですが、こんなやつです。
QB2.jpg
セクシーどうこう言う以前に、
絵が安っぽすぎ(´・ω・`)ショボーン
ちなみに、主人公もこの程度だったりします。
QB4.jpg
ペタ~っとした立体感に乏しい顔や肉付きで、ぜんぜん色気がありません。

思い出したのが、無印のDVDに収録されていた、オマケ動画ガイノス学園
それに多少、毛が生えた程度のレベルのクオリティに感じました。
開始直後にポロリシーンがあったり、クイーンズブレイドらしいところはあるのですが、、、この絵でポロリされてもぜんぜん萌えないですYO、、、。
QB5.jpg
無印の場合、お下劣シーンに無駄にステキな画力wwwという点が感動ポイントだったのですが、リベリオンではこの肝心の画力が劣化しているため、単に稚拙でイタイタしい動画にしかなっていません。
構図の取り方の無理やりさが目立つことも、いっそうそう感じさせるのかもしれません。
つけ加えるならば、キャラデザインの段階でのブっ飛び感がたりないというか、無印にあった突き抜け感がないですネー。
無印のキャラは、どのアングルから眺めてやろうかとか、どうやって剥いてやろうかとか、いやがうえでも想像力を刺激するデザインになっていたのですが、リベリオンのキャラ達には、そういうデザイナーの邪悪?な波動が感じられない気がします。

尚、OPは第2話から流れます。
↓OPだけの動画がなかったので、本編映像より。OPは0:30あたりからスタート。EDは21:50あたりです。
http://www.youtube.com/watch?v=EKhxyV0opx0

動かないOPデスネ~(;´∀`)
動かなくても、美麗な止め絵やセンスのあるエフェクトとかで印象深いOPを作れますが、そういうわけでもなくて、漫然とピリッとしないOPが流れます。
無印もあまり動くOPじゃなかったですが、絵がきれいだったし、ここまで安っぽいヤッツケ感はありませんでしたネ。
↓参考用・無印第1期OP
http://www.youtube.com/watch?v=nLUn6Y6c5lY

OPがこのレベルということは、、、という感じで、すでにお察しなEDは更に動かないというか、あまり記憶にないくらいの適当っぷりが光る仕上がりなのでした。

ストーリーは、無印もあまりほめる所はなかったと思うのですが、それより更に劣化しているように感じます。
意外にあっさり、主人公のアンネロッテはガイノスの都近くまで進出して、仲間たちとアジトを作るのですが、そこからがダラダラと緊張感がない展開になります。
ガイノス城を見上げ、都の町並みを見下ろすという絶好の高台のロケーションにアジトを構え、庭でじゃれつくアンネロッテとその仲間たち、、、と真剣にやれw
森でお散歩したり、ガイノス城でお散歩したり(潜入ともいう)、フラフラとしたストーリーの進行は、単に話を分かりにくくしているだけのように思います。
無印がそれぞれの闘士のエピソードを描いていったために散漫になった印象を受けたのに対し、リベリオンはアンネロッテに焦点を当てた展開なのに、それをあまり生かしていないですネ。
アンネロッテが旅をしながら仲間を集めていくという、いわゆる「桃太郎」的な展開なのに、家来が揃っても鬼が島に向かわずに手前であちこち道草をくってるようなもどかしさを感じます。
話数調整の都合とかイロイロあるのでしょうが、単にボリュームが少ない脚本をもったいぶっているだけのようにも見えて、観ている側をますます不安にさせてくれます。

一方、「アンネロッテとその仲間たち」以外の闘士について、チョイ役にしか使っていないため、彼女たちがどういういきさつで闘士になったのかあまり触れられていません。
リリアナ、ブランウェン、ライラ、エイリンあたりは、アニメで与えられた情報だけでは、好きとも嫌いとも評価できないように感じます。むしろ、
オマエ誰だ??w
レベルといえましょう。
無印と比較すると、こういう日陰の存在になったキャラが多すぎると思います。
これらのキャラのキャラクターブックを買う人達は、単純にミテクレが好みだから!というだけになるんじゃないでしょうか。

また、本作のストーリーのキモは、無印では悪人ではなかったクローデット&エリナ&ユーミルが、なぜ帝国の政道を誤らせたのか、、、というところにあると思うので、この謎が解き明かされていく過程は、駆け足であっても丁寧にしてほしいと思うのですが、、、
偽ユーミルの存在が唖然とするほどあっさりとバレてしまった第11話
には衝撃を受けました。(;´Д`)
正直、なめてるのかと言いたいレベルの脚本ですw
帝国がおかしくなりはじめた理由、もうみんなこの時点で、んこうなんだろうなァという予想→もう間違いねェ!という確信に変わったと思います。
それまでヒントらしいヒントも出さずに隠し続けてきて、最終話一歩手前でいきなりタネ明かし(しかも失笑レベルのやり方で)というのは、製作側も
「なんかこれまずくねぇ・・・??」
とは思わなかったのでしょうか、、。

そして、ストーリーのテキトーさと際立つ、この11話のみの特別エンディング。
よく放送できたなぁと感心してしまいますが、ある意味、このギャップがクイーンズブレイドの真骨頂ともいえるので、このEDだけはいい仕事してるなぁと思いました。
QB6.jpgQB7.jpgQB8.jpgQB9.jpgQB10.jpg

そして、最終話。
クローデットが鬼の強さを見せつけ、アンネロッテのその仲間たちは実力の差に打ちひしがれるわけですが、余裕の女王っぷりを見せたクローデットがトドメをささずに引き下がります。
九死に一生を得たアンネロッテたちは、再び女王に挑戦するときまでそれぞれ修行を積んで出直すことを誓うのですが、、、
うーーん、、ここまでひっぱって、その結論ですか、、、(´・ω・`)ショボーン
というのが正直な感想ですネ。
ストーリーとしては、第2期につなげようという意図がミエミエですので、数ヵ月後にまたなにか情報があるかもですネ。

尚、無印の美点でもあった音楽についてですが、音楽の担当は変わらず横山さんなのに、今回、印象に残る音楽がほとんどありません。なにかあったのでしょうか、、。
所々で、無印のサントラが流れるのですが、それ以外の印象が非常に薄く感じました。
脚本も作画も無印より小粒ですし、これらはつまるところ監督(無印:よしもときんじ、リベリオン:杜野幼青)の差とあたしは解釈しましたが、どのような違いがあったのか舞台裏を覗いてみたい誘惑に駆られますネ^^;

第2期があるかもなので早急な結論は出せませんが、今のところ、あらゆる点で無印より小粒感満載な、よくある
2作目は不作
のパターンまっしぐらの作品といえるでしょう。
生温かい目で第2期の情報を待ちたいと思います。

尚、この作品で一番プッシュされてたキャラは、やっぱり
ユーミル
ですよネ!
ほとんど偽者が登場していたわけですが、その小悪党っぷりが逆に萌えました!w
この子のキャラクターブックは売れるでェー!?w
QB11.jpg
右:ユーミル(本物) 左:偽ユーミル・・・だったひと

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だって白さは愛だもの
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女性
自己紹介:
生まれは北海道。親の転勤によって道内のほか、東京、千葉のあちこちを引越ししたため、「故郷」という感覚が希薄な根無し草人生。現在は神奈川在住。
小さいときから本と映像作品の虫。徹底的インドア派。
今も映画・アニメ・マンガ・PCは大好き。歴史・SF・メカ・生物・ミリタリーなど全般に光速の食いつきをみせる。

このブログは、あたしの物欲・知識欲・性欲によって支えられていますw

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