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人生とは・・・死ぬまでの暇つぶし・・・とか悟っちゃったりなんかしたりして。

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お蕎麦屋さん巡りはイロイロあります

クチコミのグルメサイトとして有名な食べログ
あたしもよく利用しています。
レストラン検索サイトとして重宝してますし、クチコミも読み物として楽しんでいます。
点数に関しては、いろいろ弊害も指摘されているようですが、過信はできないものの参考にはなる、と考えています。
でも、個人的な経験として、お蕎麦屋さんだけは、食べログの点数やクチコミはあまり当てにできないなぁ(^^; と思っていますネ。
お蕎麦はとてもシンプルな料理のためか、食べるヒトの好みによって、店の評価はかなり大きくブレてしまいますネ。

ちなみに、あたしが好きなお蕎麦の特徴は以下の通り。
■お蕎麦の風味よりつるつるとしたのどごしを重視。小麦粉が多くてもキニシナイ。
■つややかで、角がピンとした、張りのあるお蕎麦が好き。
■汁は味がしっかりしているものが好き。何度もつぎたししないと味がボケる汁はイヤ。※しっかりお蕎麦を汁につけて食べる主義。
■干からびてるのは困るけれど、あまり水でぬれているお蕎麦はイヤ。水切りはしっかりしてほしい。※水でぬれていると汁が絡まないし、汁がどんどん水で薄まるし、いいことは何もないですヨ。
■お蕎麦の太さや長さにあまり注文はないけれど、バラつきが大きいとのどごしが悪いので、ちゃんと揃えてほしい。

江戸蕎麦の御三家(藪・更科・砂場)はどれも好きですが、汁をたっぷりつけて食べたいヒトなので、更科・砂場系がより好みですネー。

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今回行ってみた店は、自宅からほど近い、とあるお蕎麦屋さん。
通りにガラス張りの「手打ちスペース」を設けている、「手打ち」が看板になっているタイプのお店。
個人的に、このテのお店でおいしいものに出会った記憶が、とてもとても乏しいので、何年も前からちょっぴり気になっていたものの、ついに入ることはなく今まで時間がすぎてしまったのでした。
試しに食べログで見てみたところ、点数は3.20。
クチコミも十数件投稿されていて、概ね高評価。

ふーーん、、、じゃあ、あまり期待はしないで、ちょっと味見してみようかなー
ということで、お昼時にその店に行ってみたのでした。
駅から少し離れたところで、周辺は住宅地なので、お昼時といっても大して混んでいないだろう…という予想に反して、満席状態。あれれー、、、今日はダメかしらとパスしようとしたところ、ちょうど席を立ったヒトがいて、運よくさっくりと座ることができました。
で、もり蕎麦を頼んでみたのですが、、、。

たまたま座った席が「手打ちスペース」の隣だったため、ガラス張りの部屋の中がよく見える位置でした。
待っている間、部屋の中を観察してみましたが(※すでに作業は終わって無人の部屋でした)、打ち粉の袋(工事現場のセメント袋みたいなやつ)が何袋も積まれていて、開封した一番上の袋は口をきちんと閉めずに、だらしなく開けっ放しになっていました。
打ち粉とはいえ、封を閉めずに常温放置ってどうなのかなぁ、、、。あと、開封してなくても何袋も日当たりのいいガラス張りの部屋で常温保管ってどうなんだろう、、、? 打ち粉には蕎麦の風味はほとんどないといっても、劣化してもOKってわけじゃなし、密閉して冷暗所保管がセオリーのはずなんだけど、、、
なんて、もやもや考えながら待つことしばし、、、出てきたお蕎麦は、一般的なお蕎麦の半分くらいの肉付きの極細のお蕎麦でした。
こんなに細いお蕎麦は初めて見ました。
黒い粒々が混じった、甘皮入りのいわゆる「田舎蕎麦」と言われるタイプですが、表面は溶けたようにザラザラといびつな感じ、、、。そして、お蕎麦が短い。15cm以上の長さを保ったお蕎麦が少なく、短く切れたブツブツなお蕎麦ばかり。
うわあ、、、と思って、今度は汁をなめてみたところ、水でも入れた?と思うくらい味が薄い。
市販の希釈2倍の蕎麦汁を、間違って3倍くらいに薄めてしまった汁のような味でした。
いくら薄味志向といってもこれだとお蕎麦に絡めたときに味がしないんじゃ? と思いましたが、実際食べてみると、水をつけて食べているみたいに弱々しい味がありませんでした。(^^;

お蕎麦の水切りも不十分なために、食べ進むほどに汁がどんどん薄まっていくというかわいそうな状況に、、、!

あたしは蕎麦職人じゃないので、想像するしかないのですが、、、たぶん…
蕎麦生地作りの段階で、もみこみが足りない&加水しすぎてベタついた生地を大量の打ち粉とのし棒で強引に固めている生地のつながりが弱く、しっかり茹でると溶けて切れてしまうので、極細切りにしてお湯にちょっとくぐらすだけで茹で終了切れやすいので冷水で締める作業も水切りの作業もそこそこで切り上げて終了。
…という、素人同然の作り方なのではないかと、、、(汗。

出されたものは責任をもってすべていただく主義なので、黙って完食しましたが、食べ終えた後の蒸篭のスダレの上には水たまりができてました。
?と思って、スダレをめくってみましたが、水は一滴も下に落ちてませんでした。
水切りがあまいお蕎麦を盛るなら、もっと水通しのよいものを使ってほしいですネ(^^;

また、汁は蕎麦湯でうめなくても普通に飲めるくらい味が薄まってました。
元から水っぽい味だったので、当然の結果なのですが、ここまで薄い汁は初めての経験です(^^;

お会計を済ませて、外に出た時にとっても切ない気持ちになりました。
最近、本当においしいお蕎麦に出会えていないですネー、、。
本気でおいしい店を探さないと…と思ったのでした。

それにしてもあのレベルのお蕎麦を出すお店が、この日たまたま不出来だったとは思えないのですが、食べログのレビューを書いたヒト達は、あのお蕎麦をおいしいと感じたのかと思うと、他人の蕎麦の好みって分からないなー、、、とシミジミと感じたのでした。

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女性
自己紹介:
生まれは北海道。親の転勤によって道内のほか、東京、千葉のあちこちを引越ししたため、「故郷」という感覚が希薄な根無し草人生。現在は神奈川在住。
小さいときから本と映像作品の虫。徹底的インドア派。
今も映画・アニメ・マンガ・PCは大好き。歴史・SF・メカ・生物・ミリタリーなど全般に光速の食いつきをみせる。

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