海の春はまだ少し遠い

皆さん、こんにちは。
毎度、釣りに明け暮れている私です。

2月以来、釣れても１匹、そうでなきゃボウズという苦しい戦いが続いています。
４月にはいって、地上は春めいてきましたが、海の中はまだ冬です。
近頃は、昼間はカレイ狙い、夜はアナゴ狙いという２本立て作戦で、昼過ぎ～夜9時くらいに釣りしています。
※日の出の時間に何回か行ったこともありますが、水温が低いのか全然アタリがなく、ただ寒いだけで終わるので最近はあきらめました。

アナゴは釣り人にとって厄介者扱いですが、あたしは大歓迎だよ！
だって、おいしいし！　特に揚げ物が！

場所はもう意地の根岸湾。
あんまり釣れない釣り場だということは分かっているのですが、すっかり通いなれてしまったので、釣れなくても居心地のいい釣り場になってしまいましたｗ

冬の釣りはそもそもアタリが少ないし、その少ないチャンスを逃すと一気にボウズの門が開きます。
でも良形の期待値も高いので、そういうときの興奮ははっきり言って麻薬です。
今年の冬は３５ｃｍのカレイが最大の釣果でしたが、あのときの脳内麻薬物質のドバドバ具合は、ファーストキスの時と同じくらいだったかなぁ、、、（オノレ比）。

アナゴは３０～４０ｃｍが釣れますが、この長さだと太さはハイマッキーよりやや太い程度です。
仕掛けを投げ込んだ後は、置き竿にしてひたすら待つ釣りなので、ぽけーっとしているのが得意な私向きですヨｗ
竿を３本用意して、餌はサバの切り身やイソメを適当に混ぜて投げ込みます。
アナゴは針にかかると暴れて仕掛けをぐちゃぐちゃにすることが多いので、シンプルな一本針の仕掛けが一般的。なので、仕掛けの自作も容易です。
何かと仕掛けを無くすことが多い私には、既製品の仕掛けを買わずに糸付きの針を買えば何とかなる一本針仕掛けは、経済的でうれしいのです。

普通、魚が餌に食いつくときは、バクっと一呑みにするか（シーバスとか）、咥えてどこかに泳いでいこうとする（ハゼとか）ので、「ゴンっ」というアタリや「プルルル・・・」というアタリなのですが、アナゴはかなり違います。
「・・・グィっ・・・グっ・・・グっ・・・」という感じで、
コレ食えるのか？
と、餌を何度も咥えなおしているような引き方をします。
なので、焦って合わせをいれてしまうと餌がスッポ抜けるわけで、
んーー・・・そろそろか？　そろそろ食い込んだかー？？
と、たっぷり間をとったところで合わせてやります。
しっかり針がかりすると、ぐるんぐるんとローリングしながら暴れている感触が伝わってきます。
これといった引きはない魚なのですが、のたうち回っている感触がすごく生々しいので、生き物を仕留めた！という実感がたまらないのですヨ。
なので、今、わたしにとって一番アツイ釣りです。

ちなみに、カレイは
・・・ずもーーーーん・・・
と、いきなり重くなるアタリです。※良形のみ。小さいとアタリすらわからないときあります。
そろ～～っと餌の前までにじり寄ってきて、シュパっと吸い込んでる感じ。あげくに針を呑み込んでるのに逃げもしないで、そこに居っぱなしという、、、ｗ
わたしの性格に近いのはこっちかもネｗ

おまけ
とある日の電話。
わたし「アナゴを狙い続けて、最近、ちょっと法則性に気がついた」
友人「ほう」
わたし「釣り場に行く途中の八幡神社にお参りするとアナゴが釣れるという――――」
友人「神頼みかよ！ｗ」
おしまい