人生とは・・・死ぬまでの暇つぶし・・・とか悟っちゃったりなんかしたりして。
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今、世間を騒がしている、橋下大阪市長の「慰安婦発言」。
発言の内容云々の前に、下半身問題を公の場で語ること自体が、倫理的に厳しい視線を浴びがちだと思うので、少々軽率だったのではないかと思いますネ。
そのため、本来ならば、不適切だったと発言を訂正すればそれで終了となる程度の話なのですが、こういう発言を、まさに「待ってました!!」とばかりに感情的に歪めて報道するヒトたちがいるので、困ったものだと思います。
話題柄、どうしても重たい、、、かつ、ヒトによっては大変不愉快な内容の話になりがちですので、寛容なヒトだけ ・・・つづきはこちら をクリックしてくださいネ。
※5/24、一部追記をしました。
橋下市長の発言に関しては、産経新聞が検証記事を載せていますが、この記事の論旨はあたしの感想と一致しているので、リンク切れ回避のため、あえてそのまま全文をコピペします。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130516/stt13051600530000-n1.htm
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橋下発言検証「大筋正しいものの舌足らず」
2013.5.16 00:52
慰安婦問題をめぐる日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)の発言は何が問題なのか、その内容を吟味すると、「事実関係は大筋正しいものの、舌足らずの部分がある」(現代史家の秦郁彦氏)ようだ。橋下氏の言動を検証した。(阿比留瑠比)
【強制連行】
「国を挙げて韓国女性を拉致して強制的に売春させた事実の証拠がない」
この問題では、慰安婦問題で「おわびと反省」を表明した平成5年8月の河野洋平官房長官談話が「日本政府が強制連行を認めた」との誤解と曲解を世界に広めた。しかし、談話作成にかかわった石原信雄元官房副長官は産経新聞の取材に「(河野談話は)いかなる意味でも、政府の意を体して政府の指揮命令下に強制したとは認めていない」と明言している。
また、9年3月には、当時の平林博内閣外政審議室長が参院予算委員会で「強制連行を直接示す政府資料は発見されていない」と答弁。第一次安倍内閣は19年3月に「軍や官憲による強制連行を直接示す記述も見当たらなかった」とする答弁書を閣議決定している。
橋下氏は政府の公式見解を述べたに等しい。
【各国の慰安所】
「日本軍だけでじゃなくて、いろんな軍で慰安婦制度を活用していた」
磯村英一・元東洋大学長は東京都渉外部長だった終戦直後、連合国軍総司令部(GHQ)から「占領軍の兵隊のために女性を集めろ」と命令された。産経新聞(6年9月17日付)への寄稿によると、名目は「レクリエーション・センターの設置」だった。
米軍はベトナム戦争時にも慰安所を利用していたほか、韓国は朝鮮戦争時に「軍が慰安所を管理していたことが、韓国陸軍戦史に出ている」(秦氏)。
橋下氏の「なぜ日本の慰安婦制度だけが取り上げられるのか」との問題意識はもっともだ。
【侵略の定義】
「学術上、定義がないのは安倍晋三首相が言われている通り」
首相の「侵略の定義は学界的にも国際的にも定まっていない」との発言に反発が出ているが、国際法上、侵略の明確な定義はない。
1974年の国連総会決議では侵略の定義が定められたが、これは安全保障理事会の「参考」という位置づけで法的拘束力もない。
第一次安倍内閣は平成18年10月、「『侵略戦争』について国際法上確立されたものとして定義されていない」とする答弁書を閣議決定している。
【風俗業の利用】
「(米軍)司令官に会い、『もっと風俗業を活用してほしい』と言った」
橋下氏は「建前論だと人間社会は回らない」とも主張する。だが、「性」の問題はまさに建前と本音がせめぎ合うテーマであり、ストレートに意見を述べればいいというものではない。
慰安婦についての「当時は必要だった」との発言も、真意はともかく、秦氏は「政治家なら内外情勢を勘案し、何か主張する際には裏付けとなる証拠を示すなどもっときめ細かな配慮をすべきだった」と指摘する。
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つまるところ、軍隊の下半身問題というものは、古今東西を問わず、国家にとって悩みのタネでした。
戦場になり無秩序状態になった土地では、略奪や強姦が横行するのは自明の理であり、兵士も人間なのですから、極限状態に長くさらされれば、平和時の倫理に従っていられなくなることも自然と言えます。
恐らく、このテの問題に関して潔白な国など世界に一国もないでしょう。
そのため、これらの話題は、そもそもタブーとされることが多いのです。
あたし自身、旧日本軍のように公娼制度を整備して兵士の欲求を抑えようとするのがよいのか、兵士それぞれの個人的問題として軍は関わりを持たないことがよいのか、判断がつきかねます。
あたし個人の倫理感で判断するのならば、後者であるべき、と思いますが、70年も過去の慰安婦制度に関して、現在の倫理感で善悪の判断を軽々に下すべきではないと思いますネ。まして、純粋に過去を振り返って日本人としてどう総括するか?ということではなく、現在の政治問題として扱い、謝罪や賠償に結びつけようとする動きがすぐに出てくるという点に、胡散臭さを感じずにいられません。
早速、米国でも州議会で非難決議を出したり、某省の報道官が非難したりしているようですが、自分達は一点の曇りもない正義の国だと勘違いしているのか、むしろ自分達にも累が及ぶことを恐れてプレッシャーを加えようとしているのか、よく分かりませんネ。
日本の一地方自治体の市長(一政党の代表)の発言に、すぐに反応して噛みつくあたり、よほどヒマなのか、よほど世界の出来事にアンテナを張り巡らしているのでしょう。
橋下市長自身は、7人も子供を持ち、夫婦は円満なようです。
なので、女性に関して、無理解・無神経・蔑視といったことはあたらないと思いますネ。
ワイドショーなどでは、女性問題の評論家という肩書きのお姉さまたちが、橋下市長の発言を目をとんがらせて批判していますが、そんなムキにならなくてもいいんじゃないの?と思いますヨ。
駐留米軍に対して、風俗を活用してほしいと言った件に関しても、基地周辺の夜の蝶たちはどう反応しているのか、あたしはすごく知りたいのですが、未だ報道されていないと思います。
米国のように、志願兵制の国で兵士になる男性は、故郷の田舎じゃ働き口もなくてやむなく・・・という若者が多いそうですから、夫婦間がうまくいかなくて風俗に頼るような日本人男性よりも、よっぽど尽くしてあげたくなる男性がいたとしても不思議ではないですネ。
橋下市長の言葉尻だけ捕らえて、テレビ番組に怖い顔で出てきて批判しているお姉さまたちこそ、結婚暦がなかったり、夜の蝶の世界にデビューしても大してお金稼げなさそうなヒトが目立つような気がしたりしなかったりするあたしなのでした。
最後に、、、あたしは、夜の蝶のヒトたちに対して、軽蔑したり逆に憐れんだりという感情は特にありません。その道をオノレの仕事と定めたのならば、その道を極めてほしいと思うだけですネ。
その道で成功して、歴史に名を残したり、素晴らしい男性とめぐり会って最後には幸福な人生を得た女性達もいますから。
でも、我が国も戦中や戦前は、親兄弟の薬代や家族の生活費のために、涙を飲んでその道に入り、不幸な人生をおくった女性も大勢いたようです。
そういう過去とはもちろん比較になりませんが、現在でもそういう境遇の女性達は当然いるはずです。せめて我が国では、そういったヒトたちがそのまま埋没せずに生きていける社会であってほしいなァと願わずにはいられません。
5/24追記。
結局、橋下市長は一部の言葉遣い等の不適切を認めたものの、自説自体は撤回せずにがんばっていますネ。
米国で批判されているという報道に対しても、逆に占領期の米軍が日本人売春婦を利用した事実を指摘して逆襲しています。
愉快だったことは、ある駐留米軍の兵士が、
今回の一件で風俗利用禁止の命令が出て、お気に入りの店に通えなくなった!
とメディアの前でもらしてしまった、というニュースでしょうか。
"左翼"の人たちは、「慰安婦が強制連行であろうとなかろうと関係ない。結局、軍人に対して性的サービスが強制されるのだから人権侵害だ」と主張しますが、一般の風俗店であろうとお金をもらった以上、性的サービスの提供は事実上強制されるのですが、どう考えているのでしょうか。
"左翼"の人たちは、今の風俗は合法だから問題ないとでも考えているのでしょうか。それとも70年後に、未来の倫理で現在の風俗産業に従事していた女性達は「本人の意思に反して性的奴隷状態にされた」と批判するつもりなのでしょうか。
そんな悠長かつ無意味な「闘争」を展開するくらいなら、現在、本当に本人の意思に反して風俗で働いている女性達の救出に全力を挙げるべきだと思うのですが。
人権派を自称するリベラルには、朝日新聞大好きなお姉さま達が大勢いるのですが、もう手遅れになってしまった過去の出来事(※しかもその当時の倫理ではさほど異常とはされていなかったこと)を現在の倫理であれこれ悪だと批判する熱意はすさまじいものの、現在も継続して起きている同質の根っこの問題にはまるで盲目という、常識を疑うセンスの人たちばかりで閉口します。
こういう人たちの特徴は、とにかく現実を見ない、自分の都合のよい現実しか受け入れない(都合のよい事実が見つからなければ捏造する)、自分の考えに反対するヒトをすぐに
「ヒトラー」
「ファシスト」
「~の資格がない」
と批判する、というところにあります。
※歴史問題の討論番組で、反対意見の論者に「歴史問題を語る資格がない」などと言論封殺を公然と行なうのは"左翼"のヒトしか知りませんネ、あたしは。
韓国から元慰安婦だったおばあさんが来日し、会見もセッティングされていましたが、橋下市長が土下座をする様子がないので、「橋下市長に会いたくない」とドタキャンしてしまいましたネ。実に"左翼的"な行動で納得です。
結局、この件に関する報道自体が国内では急速に終息しつつある感があります。※韓国では今も妄言としてアツく報道されているようですが。
橋下市長の粘り勝ちといったところでしょうか。
橋下市長の歴史観は、保守よりむしろリベラルに近いように思えて、あたし個人の考えとは一致しない点も多々あるのですが、この粘りっぷりには少々惚れましたw 石原慎太郎が彼を評価する理由が分かったような気がします。
あたしは、前回の衆院選で自民と維新に投票しましたが、間違いではなかったナと思っています。
最近、支持率の凋落ぶりが目立つと言われる維新ですが、やはりまだまだ目が離せない政党だと思いますヨ。
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小さいときから本と映像作品の虫。徹底的インドア派。
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