人生とは・・・死ぬまでの暇つぶし・・・とか悟っちゃったりなんかしたりして。
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戦車オタク歓喜? ~ガールズ&パンツァーをかじり中
ある日、あたしの友達から電話がかかってきた。
友人「最近、戦車のアニメやってるんだけど観た??」
あたし「なにそれ?」
友人「ぇ!? なんでアンタが観てないの!?」
あたし「録画してある?」
友人「もちのろん!」
というわけで、ガールズ&パンツァーを観てみました。
※↓公式サイト
http://girls-und-panzer.jp/
女子高に戦車道(書道や華道のノリ)という授業があったら?という、高校の文学部に生息するラノベ大好きヤローが書いたものそのままのよーなw架空の世界でのお話なのです。
第3話まで観てみました。
基本、キャラはスルーして、戦車メインで語りますよー?
戦車とかいっても現用戦車とかヌルいこといってるアニメかなーと最初思ったのですが、しょっぱなからあたしの予想は打ち砕かれたのでした。
荒地を行進するチャーチルとマチルダⅡ。

少なくても国産アニメで登場するのは史上初なのではないでしょうか。
WWⅡものかヨ! しかも英国戦車! ウヒョー!
と、あたしの心拍数は、早くもゼブラゾーンに突入するのでした。
このアニメ、登場する戦車のチョイスが渋いです。

画像左から八九式中戦車(日)、LT-38(チェコ)、M3・リー(米)、3号突撃砲F型(独)、4号戦車D型(独)。
いきなり初心者カエレなこのラインナップ。
びっくりしましたネ~、、、。並みのアニメなら、いきなりタイガー戦車を出してきそうなものなのですがw
特に、八九式には驚きました。日本戦車は外国戦車と並べてしまうと軽く悲しくなる貧相さですが、あえて登場させた製作スタッフの決断にはエールを送りたいですネ!
日本の戦車は面取りが複雑で、普通のセルアニメでは作画が大変だったはずですが、今は3Dモデリング技術があるので救われますネ。いい時代になりました^^

3号突撃砲と八九式のツーショット。
アニメとはいえ、夢の日独共演にマニアなら泣いて喜ぶであろう絵面です。
日本とドイツの戦車の作りがエラく違うことが一目で分かりますネ。
重量増にも寛容な発想を元に、直線的で溶接を多用したシンプルな装甲の3号突撃砲と、少しでも軽量化しようと小さな装甲板を鬼のようにリベット留めしている八九式。
※戦車の装甲に使用する特殊鋼の溶接は、当時、高度な技術だったので、八九式に限らず世界の戦車ではリベット固定が主流なのでした。
ハッキリ言って、対戦車戦闘を想定すると八九式はまるで非力なわけですが、こればかりは双方が戦った戦場があまりに違いすぎたので、しかたがないですネ。
ドイツの相手はソ連機甲軍団、日本の相手は戦車ナシの中国・国民党軍か共産軍なのですから。
でも、あたしは好きだよ、日本戦車!
ただネ、日本軍らしい戦車といえば、あたしは八九式より九五式軽戦車の方をプッシュしますネ!
主人公たちが乗る4号戦車D型。

前面装甲にハッチがいくつもついているところが、まだ戦争が本格化する前の時代の設計を感じさせます。
一番被弾しやすい前面装甲にハッチがついていると、そこが真っ先に破られて撃破されてしまうのですヨ。
じゃあ、なんでそんなところにハッチつけてんの?
と思うでしょうが、エンジンやトランスミッションの整備をするときに、ここにハッチがないと作業しにくくて困るから。
平時の戦車の場合、やっぱり普段の整備のしやすさが優先されてしまうのですネー。
ちなみに、5号戦車以降ではこれらの前面ハッチは全廃されます。
搭乗員はそれですこし安心できるようになったと思いますが、今度は整備兵や工作兵が死ぬほど大変なことにw
トランスミッションとかちょっと本格的な整備をやろうとすると、砲塔を車体から外さないといけないことになって、オオゴトだったそうな。


サービスショット?で一応、自衛隊最新鋭の10式も出てきます。
美しい戦車だとは思いますが、シンプルすぎて味わいが足りないと思うあたし、、、。
それにやっぱり、兵器には血を流して戦ったというドラマこそが不可欠なのですヨ。
素人が戦車の使い方を体当たりで覚えていく、というムチャな設定のこのアニメ。
でも、戦車そのものの描き方は、わりとリアルです。

4号戦車D型のシフトレバーを操作するシーン。
戦車のシフトは総じて硬いので、女子が操作しようとするとこうなりますw
ドイツ戦車はユーザーフレンドリーな作りになっているので、これでも操作しやすかったはず。ソ連戦車ではシフト操作が硬すぎて、シフトレバーをハンマーでぶっ叩いていたそうですが、、、。
手前に2本たっているレバーは、左右のキャタピラの操作レバー(※クルマでいうとステアリングでつね)です。

こちらはLT-38の内部。
キャタピラの操作レバーが、黎明期の自動車のようなユニークな作りになっています。
戦車の内部は資料が乏しいので、あたしのようなハンパなオタクには、ちゃんと描き分けされているとなんだかお得な気分なります。

行動中の戦車の中は、エンジン音がすさまじく反響して、隣に座っているヒトの声も聞き取れないほどやかましいのです。
そんな中、戦車長が運転手に進行方向を指示するシーン。
車長が運転手の肩を軽く蹴ることで、左右の進行方向を知らせます。
戦車の内部レイアウトにもよりますが、ドイツ軍ではよく使われていた方法です。

4号戦車D型の75mm砲に砲弾を装填するシーン。
砲尾の閉鎖器に指を噛まれないように、手袋をしたうえで、ゲンコツに握りしめた状態で砲弾を押し込んでいます。
このあたりは、正確な考証ですネ。

同、砲撃の直後。
後ろに吐き出された薬莢が、ストッパーに当たって薬莢受けバスケットに落ちるところ。
砲尾からは砲煙が吹き出ています。この時代の戦車は砲尾がむき出しなので、連射すると車内が煙で充満して大変息苦しいことに。
なので、換気扇で煙を外に出していたのですが、どう考えても気休め程度の効果でしかなかったはずですよネ@w@
ユーザーフレンドリーが売りのドイツ戦車では、次の5号戦車から砲尾にカバーとダクトが追加されて、煙が車内に漏れることなくダイレクトに車外に排出できるようになって、大変快適に砲戦が行なえるようになったとかw ※WWⅡの主力戦車クラスでそんな快適装備を搭載したのは、ドイツくらいじゃないでしょうか。
ちなみに、この子たち、耳当てもしないで砲撃すると耳が死にますヨ?w
と、軽く脳汁垂れ流しながら書きなぐってまいりました。
マジで戦車しか真剣に見ていないので、キャラの名前とか全然覚えていません。興味ありませんw
あえていうと、戦車に乗ると性格が変わるこの子(↓)に、ヘンな親近感を感じる(ぉw くらいです。
\いゃっほーーぅ! 最高だぜーーーー!/

とにかく戦車のアニメが作りたくてしようがなかったマニアックな製作スタッフが、スポンサーからGoサインを得るためだけに、ムリヤリ萌えアニメの体裁を整えたよーな確信犯的企画を感じさせる本作。
どこまでもこのノリで突っ走ってほしいですネ。

主人公たちの学園都市は、なぜか船の上にあるのですが、これはもしかして
・・・そのうち、軍艦のアニメを作ろうという布石なのか!? そうなのか!?
荒地を行進するチャーチルとマチルダⅡ。
少なくても国産アニメで登場するのは史上初なのではないでしょうか。
WWⅡものかヨ! しかも英国戦車! ウヒョー!
と、あたしの心拍数は、早くもゼブラゾーンに突入するのでした。
このアニメ、登場する戦車のチョイスが渋いです。
画像左から八九式中戦車(日)、LT-38(チェコ)、M3・リー(米)、3号突撃砲F型(独)、4号戦車D型(独)。
いきなり初心者カエレなこのラインナップ。
びっくりしましたネ~、、、。並みのアニメなら、いきなりタイガー戦車を出してきそうなものなのですがw
特に、八九式には驚きました。日本戦車は外国戦車と並べてしまうと軽く悲しくなる貧相さですが、あえて登場させた製作スタッフの決断にはエールを送りたいですネ!
日本の戦車は面取りが複雑で、普通のセルアニメでは作画が大変だったはずですが、今は3Dモデリング技術があるので救われますネ。いい時代になりました^^
3号突撃砲と八九式のツーショット。
アニメとはいえ、夢の日独共演にマニアなら泣いて喜ぶであろう絵面です。
日本とドイツの戦車の作りがエラく違うことが一目で分かりますネ。
重量増にも寛容な発想を元に、直線的で溶接を多用したシンプルな装甲の3号突撃砲と、少しでも軽量化しようと小さな装甲板を鬼のようにリベット留めしている八九式。
※戦車の装甲に使用する特殊鋼の溶接は、当時、高度な技術だったので、八九式に限らず世界の戦車ではリベット固定が主流なのでした。
ハッキリ言って、対戦車戦闘を想定すると八九式はまるで非力なわけですが、こればかりは双方が戦った戦場があまりに違いすぎたので、しかたがないですネ。
ドイツの相手はソ連機甲軍団、日本の相手は戦車ナシの中国・国民党軍か共産軍なのですから。
でも、あたしは好きだよ、日本戦車!
ただネ、日本軍らしい戦車といえば、あたしは八九式より九五式軽戦車の方をプッシュしますネ!
主人公たちが乗る4号戦車D型。
前面装甲にハッチがいくつもついているところが、まだ戦争が本格化する前の時代の設計を感じさせます。
一番被弾しやすい前面装甲にハッチがついていると、そこが真っ先に破られて撃破されてしまうのですヨ。
じゃあ、なんでそんなところにハッチつけてんの?
と思うでしょうが、エンジンやトランスミッションの整備をするときに、ここにハッチがないと作業しにくくて困るから。
平時の戦車の場合、やっぱり普段の整備のしやすさが優先されてしまうのですネー。
ちなみに、5号戦車以降ではこれらの前面ハッチは全廃されます。
搭乗員はそれですこし安心できるようになったと思いますが、今度は整備兵や工作兵が死ぬほど大変なことにw
トランスミッションとかちょっと本格的な整備をやろうとすると、砲塔を車体から外さないといけないことになって、オオゴトだったそうな。
サービスショット?で一応、自衛隊最新鋭の10式も出てきます。
美しい戦車だとは思いますが、シンプルすぎて味わいが足りないと思うあたし、、、。
それにやっぱり、兵器には血を流して戦ったというドラマこそが不可欠なのですヨ。
素人が戦車の使い方を体当たりで覚えていく、というムチャな設定のこのアニメ。
でも、戦車そのものの描き方は、わりとリアルです。
4号戦車D型のシフトレバーを操作するシーン。
戦車のシフトは総じて硬いので、女子が操作しようとするとこうなりますw
ドイツ戦車はユーザーフレンドリーな作りになっているので、これでも操作しやすかったはず。ソ連戦車ではシフト操作が硬すぎて、シフトレバーをハンマーでぶっ叩いていたそうですが、、、。
手前に2本たっているレバーは、左右のキャタピラの操作レバー(※クルマでいうとステアリングでつね)です。
こちらはLT-38の内部。
キャタピラの操作レバーが、黎明期の自動車のようなユニークな作りになっています。
戦車の内部は資料が乏しいので、あたしのようなハンパなオタクには、ちゃんと描き分けされているとなんだかお得な気分なります。
行動中の戦車の中は、エンジン音がすさまじく反響して、隣に座っているヒトの声も聞き取れないほどやかましいのです。
そんな中、戦車長が運転手に進行方向を指示するシーン。
車長が運転手の肩を軽く蹴ることで、左右の進行方向を知らせます。
戦車の内部レイアウトにもよりますが、ドイツ軍ではよく使われていた方法です。
4号戦車D型の75mm砲に砲弾を装填するシーン。
砲尾の閉鎖器に指を噛まれないように、手袋をしたうえで、ゲンコツに握りしめた状態で砲弾を押し込んでいます。
このあたりは、正確な考証ですネ。
同、砲撃の直後。
後ろに吐き出された薬莢が、ストッパーに当たって薬莢受けバスケットに落ちるところ。
砲尾からは砲煙が吹き出ています。この時代の戦車は砲尾がむき出しなので、連射すると車内が煙で充満して大変息苦しいことに。
なので、換気扇で煙を外に出していたのですが、どう考えても気休め程度の効果でしかなかったはずですよネ@w@
ユーザーフレンドリーが売りのドイツ戦車では、次の5号戦車から砲尾にカバーとダクトが追加されて、煙が車内に漏れることなくダイレクトに車外に排出できるようになって、大変快適に砲戦が行なえるようになったとかw ※WWⅡの主力戦車クラスでそんな快適装備を搭載したのは、ドイツくらいじゃないでしょうか。
ちなみに、この子たち、耳当てもしないで砲撃すると耳が死にますヨ?w
と、軽く脳汁垂れ流しながら書きなぐってまいりました。
マジで戦車しか真剣に見ていないので、キャラの名前とか全然覚えていません。興味ありませんw
あえていうと、戦車に乗ると性格が変わるこの子(↓)に、ヘンな親近感を感じる(ぉw くらいです。
\いゃっほーーぅ! 最高だぜーーーー!/
とにかく戦車のアニメが作りたくてしようがなかったマニアックな製作スタッフが、スポンサーからGoサインを得るためだけに、ムリヤリ萌えアニメの体裁を整えたよーな確信犯的企画を感じさせる本作。
どこまでもこのノリで突っ走ってほしいですネ。
主人公たちの学園都市は、なぜか船の上にあるのですが、これはもしかして
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自己紹介:
生まれは北海道。親の転勤によって道内のほか、東京、千葉のあちこちを引越ししたため、「故郷」という感覚が希薄な根無し草人生。現在は神奈川在住。
小さいときから本と映像作品の虫。徹底的インドア派。
今も映画・アニメ・マンガ・PCは大好き。歴史・SF・メカ・生物・ミリタリーなど全般に光速の食いつきをみせる。
このブログは、あたしの物欲・知識欲・性欲によって支えられていますw
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